三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。


新年になり、今年もゴルフを楽しむ一年になればと思っています。


可能ならという条件付きですが、今年も北海道へのゴルフ旅に行きたいと願っています。
果たして住宅を希望の日数だけ借りれるかが問題ですが、3月の岩見沢からの案内を待ちたいと思っています。


ラウンド数は昨年は百花園ゴルフ場の9回を足すと、計165ラウンドになってしまいました。
さすがに今年はこの数字を越えることはないでしょうが、元気があるうちはラウンド優先の日々を過ごしたいと思っています。


さて、新年早々の日記は、昨日の「アプローチの達人」のショット風景をアップしてみます。
達人は70歳で高遊原CCのメンバーですが、以前は私と同じ赤水のメンバーでもあり、それぞれでシングルハンディーをお持ちでした。
現在は、飛距離が出なくなり、通常はシルバーティーからのプレーになります。


私が「アプローチの達人」とあだ名を付けたのは、とにかくグリーン周りのショートゲームが半端なくお上手なのです。
1打目だけを見ていると、全く飛ばないおじいちゃんかなと思いますが、セカンド以降はウッドでグリーン近くまで運び、絶妙の距離感で1ピン以内に寄せてきて、これまた飄々としたパッティングでカップに沈められます。



達人のスイングは、お世辞にも素晴らしいとは言えませんし、身体をほとんど使わない手打ちのスイングです。
そのため、飛距離も200y以上は飛ぶことはありません。


しかし、それでもきちんとクラブを力感なく縦に振っているし、曲がる要素が皆無のスイングです。


正確なフェアウェーヒットにより、続くセカンドをウッドで良いライから打てるというゴルフを徹底されます。
そのためセカンドの方向性も良く、グリーンに届かない場合でも手前のアプローチしやすい場所に運ばれます。


時には、花道を使って転がってオンする場合もあり、とにかくウッドのショットの方向性が抜群なのです。


その上、アプローチの距離感が良く、またバンカーショットもとてもお上手です。


達人は、自分でも「飛ばないから」と謙遜されますが、それでも時にはパープレーでラウンドされるから驚きです。


こんな達人でも人の子で、時には距離を欲しがり、力んだショットを見せられることもあり、そんな時はさすがに曲がってしまいます。
そうなるとラフからのショットは方向性が悪くなり、得意の寄せ1へ繋げることが難しくなるのです。


達人のゴルフを見ていると、結局スコアはショートゲームだなと確信します。
1打目で距離に大きな差をつけていても、セカンドで先にウッドを使ってグリーンオンさせられると、アイアンで乗せられない自分が情けなく思ってしまいます。


この辺りは、「指宿のチャンピオン」と同様のゴルフで、マッチプレーの相手にすると厄介な存在です。
もっとも達人と握っているわけでもなく、達人もスコアには拘りがなく健康のためにラウンドをすると言っていますが、それでも年間に120ラウンドほどはされているはずです。


そんな達人ですが、これまでエージシュートは達成されていません。過去2回ほど1打差まで近づいたとのことですが、今年は71歳なので1アンダーでエージシュート達成です。


鉄人は79歳になり、ベストスコアが82ですが、さてどちらが先にエージシューターになるのでしょうか?
これも楽しみな一年になります。