三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

スコアメークはパター次第

今日は熊本県地方は雨の予報どおり、朝から雨が降っています。そのため1人予約は成立せず、今日は休養日になりました。


そのため朝からCS放送でゴルフ関係の番組をハシゴ見していますが、今の時期はすでにツアーは終了していて、試合の再放送やゴルフレッスン番組ばかりになっています。


CS放送のスカイAでは、今年4月に行われたLPGAステップアップツアー第3戦のパナソニックオープンレディースの2日目が再放送されています。
スカイAは、ステップアップツアーの中継に力を入れている放送局ですが、シーズン中は生放送をし、シーズンオフには再放送されています。


私は開幕戦である3月のラシンク・ニンジニア/RKBレディースに2年連続ボランティアとしてスコアラー業務に応募するほど、LPGAステップアップツアーのファンなのです。
応援している小橋絵利子プロも、最初に見たのがCS放送で中継された2016年のステップアップツアー第15戦の中国新聞ちゅーピーレディースカップで、その時は最終ホールで7mのバーディーパットを決めてトップに立っていた岩橋里衣プロと並び、プレーオフでも1ホール目で4mのバーディーパットを決めて、自身ステップアップツアー2勝目を飾りました。


小橋プロは、2016年のステップアップツアー2勝を挙げた後は、2017年からレギュラーツアーに専念しているため、2017年のRKBレディースには出場しておらず、残念ながらプレーする姿を見ることはできませんでした。


しかし、その年の5月に熊本で開催されたバンテリンレディースで、最終日に小橋プロの組にスコアラーとして付くことができ、密かに応援していましたが、見事に2アンダーで回って42位タイから16位タイにジャンプアップしてくれました。


小橋プロに感心したのは、パターの上手さでした。ステップでの2勝目も最終ホールの下りの7mを沈めてプレーオフに持ち込み、優勝を決めたのも4mのバーディーパットでした。
バンテリンでも、グリーン近くからハラハラして見ていたのですが、1m強の嫌な距離のパーパットを何度も沈めていました。


プロにとっては、「絶対」に外せない距離ですが、その重圧の中を悉く沈めるパット力に感心したものです。
そうはいっても小橋プロのパットの成績は、ツアープロの中では下位に当たる67位前後なのです。


記録を見れば、小橋プロの2018年の1ラウンド平均パット数は30.3647打(67位)であり、2017年は30.1744打(66位)とほぼ変わりません。
私が傍で見た2017年のバンテリンレディースでのパット数が、3日間とも同じ28打だったことを考えると、たまたま調子が良い時期だったようですが、プロは短いパットはもちろん、長いパットも沈めなければ勝負にならないようで、プロの厳しさが垣間見れます。


なにしろ1打の違いで順位が大きく変動し、賞金額も変わってくるので、まさしく「パット・イズ・マネー」そのものです。


それに対してアマチュアは気楽です。昨日、大津GCで40パットを打ってしまったといっても、スコアが悪かったという以外には特に影響は何もないのです。
ある意味、楽しみながらパットを打っているのがアマチュアで、神経を減りすらせて打っているのがプロなのです。


小橋プロのスタッツを見ていて、自分のものと比較してもあまり意味ないのですが、おもしろいことに気付きました。
2017年のバンテリンの小橋プロのスコアは、初日73、2日目76、最終日70でしたが、パット数は3日間とも同じ28パットでした。


つまり、ストローク数からパット数を引いたショット数は、45・48・42ということになります。
ショット数のパーは36なのですが、プロでも普通に45前後のショット数(もちろんグリーン周りのアプローチも含まれますが)を記録していることです。


比較するのも憚れますが、私の最近のラウンドでのスコアは、12/5大津の80(パット数36)、12/7グランビリオ82(パット数36)、12/10大津の86(パット数40)ですが、それぞれショット数は、44・46・46なので、そんなに大きな差がないことが分かります。


つまりスコアは、パット数の違いであり、私が目標の80切りができるかどうかは、やはりパット数次第なのです。
アマチュアにとって、パットが入る日と入らない日があるように、戦うフィールドは違えども、プロも同じなんだなと思ってしまいました。