三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は兄と2サムでのラウンド

今日は阿蘇大津GCで兄と久しぶりに2サムでラウンドしました。スタートは10時44分と遅めで、兄を乗せて9時前に自宅を出発しましたが、ラッシュ時間が終わった時刻で、思いのほかスムースに運転でき、9時50分にはゴルフ場に到着しました。


早速、いつものルーティンの練習であるバンカー練習場に行きバンカー練習をしましたが、しばらくすると兄もやってきます。
寒がりの兄は、かなりの厚着でしたがいつの間にか半そで姿になっていて、気温は汗ばむほどになっていました。


兄はこれまでゴルフのラウンドは年に2~3回ほどというものでしたが、昨年からときどき連れ出してラウンドを一緒にしています。
最初にラウンドした頃は、直ドラを打ったり60yを7Iでフルショットしたりと、唖然とするゴルフを展開していましたが、その後はかなりうるさく言ったので、それなりに考えるゴルフを少しだけするようになりました。


ゴルフの質は劇的に変わったのですが、スコアそのものはほとんど進歩は見られません。その理由は、ナイスショットはあってもショートゲームで無駄なミスを繰り返していて、結局スコアメークはショートゲーム次第という当たり前のことを証明するだけということだったのです。


今年70歳を超えて、弟からいろいろ怒れらるのが嫌なのか、なかなかアドバイスを聞いてはくれませんが、それでもしつこく口やかましく注意していたら、理解できないにしても少しは口癖を真似するようになりました。

兄のスコアです。100切りを目標に、ダボをベースにボギーを狙うゴルフをしようとスタート前に話しましたが、結果は無駄なミスを繰り広げ、118ストロークという体たらくでした。


それでも、2番や3番ではドライバーショットと続く3番ウッドでグリーン近くまで球を運んでいました。
アプローチして2パットで目標のボギーゲットだったはずでしたが、なぜか無駄なショットを打ってしまいます。


2番では30yほどのラフからのアプローチで、素振りが小さいので「それではグリーンに届かないよ!」と言ったら、素振りをし直さずにそのまま打ってしまい、大きくグリーンを越えて先のバンカーまで打ってしまいます。
寄せ1も狙える場所から、無駄な打数を重ね、トリプルになりました。


3番でも1打目2打目とそれなりにグリーン近くまで運びますが、またアプローチショットが大きめでグリーン奥に乗せ、下りの右に切れるパットを「スライス」(レフティーなので左に切れるという読み)と言いながら打ってしまいます。


今日は打つ前に自分で狙いどころやパットのラインを口に出して言うようにアドバイスしていたので、打つ前にそう言ったのですが、ラインの読みが間違っていると言うべきかどうか迷いましたが、敢えて言いませんでした。
案の定、右に切れて行き「あれれ~」と叫んだので「ラインが違っていたよ。」と声を掛け、必ず低い方からラインを読むようにアドバイスしました。


まだまだラウンドの経験値が低いため、深いラフから残り距離だけでクラブ選択をしてしまったり、カート道路救済を受ける際にもドロップ位置を平坦な場所にすればよいものを、つま先下がりなど打てそうもない場所にドロップしています。


「もう少し、ドロップ位置を考えてしたら?」と注意しても「練習だから」と言いながらミスショットを繰り返すので、「ルール上、ドロップ位置は一定の範囲内なのだから、もう少し考えてドロップしなきゃ」と注意しますが、この辺りの見極めが全くできず、「どうせ上手く打てないのだから」という訳の分からない言い訳をするのです。


最初の方は、それなりにドライバーショットは当たっていましたが、途中から以前の頃のような変なショットをするようになりました。
素振りは綺麗なフォームなのに、なぜ?と思いますが、余計なことをしてしまうのが初心者の悲しさなのです。

(おかまチックな内股のアドレスはちょっと格好悪いかな)

(切り返しを「右」への体重移動をきっかけにせず、手だけで振り下ろしているため右足踵が上がったままでダウンスイングへ移行している。)

(かなり力んでダウンスイングをしているようで、左の画像では顔に力が入っているように見受けられる。ただ、インパクトの瞬間はそれなりに形ができている。)


このままフィニッシュに向かえば問題ないのですが、これから変な動きになってしまいます。ダウンで力を入れたため、インパクト時には力が残っておらず、「打ってお終い」のスイングになっているのです。
フォローを長くしっかりとると、ショットの勢いも出て真っすぐに飛んでいきますが、インパクトだけで終わってしまうことが、飛距離が出ない原因です。

(ここまではまあまあかな。)


この後、急激に手を返してしまい、クラブヘッドが上方に向かわずに腰の当たりで止まってしまう癖があるのです。
ダウンで力を入れたことが原因なので、ダウンスイングの開始は「右足」のヒールダウンをきっかけに行い、腕は脱力してクラブを振り下ろし、インパクト時から力を入れて最後のフィニッシュまで振り切る意識が大事です。

上画像の2枚目の後にクラブヘッドが矢印の方向へ回って行けばよいのですが、両手を延ばしてしまうため、クラブヘッドは3枚目のように矢印の方向に向かってしまい、それ以上は手で持っているため、先には行けないのでスイングが終わってしまっています。

フィニッシュは見たことのないような不思議なフォームになっています。
レフティーなので、「右ひじ」を畳むという動作がないために、こんな変ちくりんなフィニッシュになるのです。


スイングの前半は、まずまずの点数を付けられますが、切り返し以降は赤点にしかならないようです。
練習場へ一緒に行くことはないため、ラウンドだけでの注意はなかなか身に付かないようです。


さて、最後に自分のラウンドでしたが、前組が4バックだったのでゆっくり時間が取れ、しっかり構えてショットすることができたのが、大きなミスを出さなかった要因のようです。


また何度もバーディーパットを外し、結局入ったのが最終ホールのカラーからのチップインというのが皮肉と言えば皮肉です。


短いパットも2回外し、そのときは打ち急ぎして、イメージ的には兄のフィニッシュのような形でパットを打ってしまったようです。
せっかく「クローグリップ」にしても、左の壁を作らずに一緒に動いてしまえばミスパットになることもある意味当然です。


兄の醜いフィニッシュのようなパットをしているのだろうなと、ちょっぴり自己嫌悪になった日記でした。