三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

明日は決勝(マッチプレー)ホールごとの作戦

一昨日、整形外科での受診で先生に「もし土曜日に痛みが出ていたらまた注射をお願いします。」と頼んでいましたが、今日は痛みがあるような大丈夫ようなどっちつかずの感じでした。
しかし、痛み止めを打ってもらっていても悪くはないだろうと考え、整形外科に受診に行きました。


実は今日は所属するソフトボールチームが菊池市の大会参加の日でしたが、昨日チームの監督に電話し、赤水の社長杯決勝に残っていること、五十肩のためスイングができないけど前日に整形外科で注射をしてもらうことで痛みが軽減することを話し、病院への通院を理由に試合への参加を免除してもらっています。


今年は2月末からの練習にも行ってないし、腕が上がらないため送球もできず、今日の試合は指名打者(DP)での出場となっていたのです。


五十肩の痛みが出る前は、今年は投手と遊撃手の兼任で頑張るつもりでしたが、キャッチボールもできないようでは投手どころの話ではありません。
五十肩は腕を回していればならないと言われていますが、シーズンオフは毎日シャドウピッチングをしていたのに、正月休みでしばらくやっていなかった間に発症したのでした。


今年は5月から北海道にも行くし、2か月は練習にも出れないと言ってあったので戦力外でも仕方ないのですが、チームは平均年齢が高くなっていて、ほとんどがグランドシニア(70歳以上)という中で、数少ないシニアメンバー(60歳以上)ということでもあり、監督やコーチから今年は投手として期待していると言われていました。


自分でも昨年のシーズン終盤から、ウインドミルの感覚がやっと分かってきた段階で、シーズンインしてからの投球練習を楽しみにしていましたが、それもしばらくはできなくなっています。


土曜日なので、午前中に整形外科に行き、まずリハビリを行いました。
電気治療の後、温パットを付けて肩を温め、先生から腕をいろんな方向に捩じられます。
痛みを我慢していると、「これだけ上がれば大丈夫!もう卒業かな?」と先生が呟かれます。
「注射する?」と聞かれ、「お願いします。」と答えました。


「明日が終わればしばらくは安静にできるの?」と聞かれたので「はい」と答えましたが、本当はゴルフのラウンドは続きます。


リハビリ室から診察室に移動し注射を待っていると、事情を知らない看護師さんが「注射は2週間に一回だから、前回から間が経ってない。」と言われてしまいます。
「先生に確認するのでしばらく待っていてください。」と行ってしまいました。
しばらく待っていると、先生がやってきて「注射の準備をして。」と指示され、肩と左手親指の付け根に先週のように注射してもらいました。


肩は真上から垂直に針を入れられるもので、かなりの痛みが伴いますが、この注射後は肩の関節の動きがよくなります。
先生は「関節の油切れを注射で補うもの。」と表現されます。


左手の注射も小さいけど、これもかなり痛みます。手首近くの親指の付け根に針を入れられますが、痛みとともに注射後は痺れまで出てきます。


先週はスイングできない状況でしたが、この2つの注射でスイングできるようになったため、明日もきっとスイングはできるだろうと安心はしています。


午後からはいつもの打ちっぱなし練習場で練習しました。最初は相変わらず力が入ってしまい、大きくフックする球が頻発しています。
飛ばすのは力ではなくクラブだと思うようにし、できるだけ優しいスイングを心がけると、それなりに方向性がよくなります。
全く力を入れないと球は飛ばないし、その力加減が微妙なところですが、マン振りを10としたら7から8くらいの感覚になります。


明日のホールごとの作戦を考えてみました。


1番パー4は410yと距離があるので、ティショットをまずフェアウェーに置き、セカンドは届かずとも右方向を狙って寄せ1狙いになります。


2番パー4はティーショットが当たればパーオンも可能なので、まず右バンカーを避けれるルートにドライバーショットを打とうと思います。


3番パー3は180yほどで、ここを前回は5Iで左右にミスをしていますが、そのイメージを振り払って5Iでショット練習を繰り返しました。
6Iは真っすぐに飛ぶのですが、5Iはどうも右に行きたがる球が出やすく、左を狙ってカットで打つか、UTで距離合わせするか今のところ迷っています。
本当は6Iで手前を狙ってぎりぎりのオンでもいいのですが、当たらないと池があり、狭い花道の左右もガードバンカーがあってショートは怖いのです。
6Iだと距離を欲張ろうと力みが出そうで、そうなればダフって池の恐れ大なのです。
ただUTで奥にグリーンオーバーするとアプローチが難しくなり、この辺りはやはり5Iできっちり打ちたいところです。


結局、赤水のパー3がどんな結果になるかが勝負のポイントで、最初の3番で上手くパーもしくはボギーが取れるならこのホールの負けはないと思っています。


4番パー5は最初のハンディーホールになるので、ティーショットでOBを打たないようまず気を付け、パーオンして相手にプレッシャーをかけ、できれば引き分けに持ち込みたいと思っています。


次の5番パー4が今回の社長杯ではラッキーホールになっていて、1バーディー2パーという予選からのスコアを自信に、積極的に攻めたいと思っています。
もし4番で取られても、5番があるという自信を持つことが大事です。


6番パー4は430yある長いホールなのですが、セカンドはやや下りとなり、思ったより距離が出るので、ここもグリーンに届かないクラブ選択をし、間違ってもグリーンオーバーのOBを打たないよう気を付けるようにします。ただハンディホールになるかもしれなので、もしそうならもう少し積極的に狙わないといけなくなるかもです。
どちらにしても、攻めるか守るかは相手のティーショット次第になります。


7番パー3は230yあるので、ここもできればオンしたいと、5Wでイメージ練習をしましたが、180yを乗せきれないのに230yが乗るはずがありません。
ただ予選では5Wでナイスオンした経験があるので、そのまぐれに期待しています。


8番パー4はセカンドがブラインドの打ち下ろしになるため、右手前のガードバンカーに入れないよう、残り200y近くあっても7Iなど短いクラブで左から攻めたいと思っています。


9番パー5はティーショットに気を付け、できればパーオンしてバーディーを狙いたいと思っています。


10番パー4は昔から苦手のホールですが、まず左へのOBだけは避けるよう右を狙い、セカンドでも刻んでボギーオンして悪くてもボギーをとれば早々に負けることはないと思っています。
ただハンディーが2つ与えるなら別ですが、3つ与えるならここはハンディホールになるかもしれません。そうなるとボギーでは負けになる公算が大で、それだったらセカンドは場合によっては攻めるケースもあるかもしれません。


11番の180yパー3はいつものように6Iでグリーンの右サイドの花道狙いで、寄せ1でパーか悪くてもボギーを狙っています。
ここは相手が攻めてくれるとボギーでも勝ちが見えます。


12番パー4は460yもあるため、ここはしっかりとボギーオン狙いですが、ハンディホールになると思うので、ボギーで負ければ仕方ないと思っています。


13番パー4はできればパーオンしてバーディーパットを打ちたいホールです。パーが取れるなら、負けはないかなと思っています。


14番パー5は、1打目にOBを気を付け、できればパーオンできれば、勝ちか分けになるのではと思っています。


15番パー4もセカンドはグリーンオンを狙わずに手前に置き、アプローチで寄せ1を狙った方がよいと思っています。


問題なのが16番200yのパー3でこれまで予選も含めて一度もオンした経験がありません。
ここは予選も先週もアゲインストの風になり、どうしても力みが出てUTで大きくフックになっています。
UTでのショットをハーフスイングにして、低い球で手前から転がして乗せることを明日は考えています。
どちらにせよ、パー3は難しいホールばかりなので、無理せずOBだけは打たないよう届かなくても寄せ1狙いがいいかなというのが今の作戦です。


17番パー4はここも相性が良いので、まず1打目で右に打たない、OBを打たないことを徹底し、左のラフからでもブラインドのグリーンに向けて目印を目がけて力まないショットを打てれば、どうにかなると思っています。


18番パー5も1打目のOBは厳禁で右ドックを意識せず、左でもいいと狙い、セカンドもアイアンで確実のフェアウェーキープを心がけ、150y以内からサードショットが打てればOKで、ここもパーが取れれば負けはないと思っています。


全般的に赤水は手前だとアプローチも寄りやすいので、変にグリーンオーバーして下りのアプローチを打たなくていいようにクラブ選択をしたいと思います。


冬場のグリーンはメチャ重だったけど、先週から下りはそれなりに転がるようになっています。
下りのパットはイメージを出し、上りは積極的に打つという意識を忘れないようにします。


もしダウンが先行しても慌てず、18ホールまでの3ダウンは挽回できると信じて、地道なラウンドを心がけるようにします。
マッチプレーは神経戦です。
リードが大きくあっても、受け身に回ると連続して取られることもあり、そうなるとますます浮足立ってしまいます。


相手のマッチプレーの経験がどうかは分かりませんが、15年前の決勝戦の経験もあり、その勝つまでの苦しさはストロークプレーの比ではありません。
一打一打に気を抜かず、リードしてもリードされても淡々としたゴルフをすることができれば、きっと明るい展望は開けるのではと期待しています。
「力まない、力まない」という呪文を心の中で唱えながら、明日はラウンドしたいと思っています。