三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は雨でラウンドは中止

岩見沢の朝は雨でした。

(遠くが雨で煙っています。作物には良い雨でしょうが、ゴルファー泣かせの雨です。)

(畑にも水たまりが見えます。イチゴは色づき始めた実がいくつか見られるようになりました。収穫はいつされるのでしょうか?)


今日のN.G.Bメンバーの象さんからお誘いを受けていたシャトレーゼ石狩でのラウンドは、残念ながら中止になりました。
予報では日中はずっと雨で、道南地方では大雨警報まで出ているほどの雨量です。
気温は室内で20度ほどですが、若干肌寒い程度でファンヒーターを点けてしまいます。


明日は、札幌ベイGCで札幌ボギークラブのコンペに参加予定です。
札幌ベイGCは石狩市にある石狩川の河口に近い湿地帯に作られたコースのようです。


ゴルフ5美唄コースと同じピート・ダイ設計のコースで、HPにあるコース図を見ると全てのホールが池絡みになっている大変そうなコースで、池ポチャによるロストボールを心配しています。


昨年は、持って行った2ダースのボールを思いがけず使い切りそうになり、急遽ネットで購入した経緯がありましたが、今回は4ダースの球を持って来ていて、どうにかまだ1ダース目が残っています。
昨年、ロストボールした原因は某〇イト&フォックスのコースでフェアウェーに打って何度もロストしたためで、そのほかゴルフ5美唄コースの池やニューしのつゴルフ場の石狩川に打ち込んだケースも多かったのです。


今年は、ニューしのつゴルフ場もゴルフ5美唄コースでも、徹底的に池や川を避けるコースマネジメントをしていて、どうにかロストを避けているため、生き残っている球が多いのだと思っています。


さて、昨日は休養日だったので、昨年は気になりながら、とうとう行けなかった岩見沢駅に行ってみました。
岩見沢駅は、道内でも最古の開業というほどの歴史を持つ駅で、現在は函館本線と室蘭本線の駅ですが、すでに廃線になった幌内線や万字線なども以前は繋がっていた主要駅で、今もバスなどを含め空知地方の交通の要所になっています。


戦後の高度成長期は、石炭の中継基地として東日本最大の操車場もあったとのことですが、興味を持ったのが、岩見沢駅舎が全国初の公募型コンペでデザインを選定し、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞した建物というところでした。


実は、以前にある熊本県立の青少年教育施設に勤務していて、その建物は元総理大臣の細川護熙氏が熊本県知事時代に推進した「アートポリス」構想による建築物で、10年経過した後の管理にいろんな制約があり、苦労した経験があっていたので、本来の建築物としての趣旨は違いますが、岩見沢駅がどんな建物か興味があったのです。

(駅舎は3階建てで、右半分は3階まで駐輪場になっていました。)


駅の南口はきれいに公園風に整備されていて、管理の方々が数人で草取りをされていました。
建物は、堂々としたもので、予想以上の立派さです。

(右手にあるガラスの壁面と下方のレンガ壁が特徴な建物が岩見沢駅舎です。)

(レンガ壁の上方のガラス面の壁にあるサッシ?枠は、なんと以前に使われていた鉄道レールです。)

(最上部に「JR岩見沢駅」のロゴがあります。)

(分かりづらいですが、本物のレールをサッシ枠に再利用していて、1本ずつ刻印がありました。)

(下方のレンガ壁には、一枚ごとに地元や市外の方が記念の名前を掘ったレンガが使われています。)


まず外から眺め、入り口から中に入ってみました。


入り口の左側は観光物産館で2階には左手に市役所の出先もあり、2階中央が岩見沢駅になっています。
(写真を人がいる場所で撮ると不審者のよう思われるのが心配で、改札などでは撮れませんでした。)


駅舎の右は3階まで有料の駐輪場になっていて、階段を自転車を押して上げる簡易な動くエスカレータ様なもの(コンベア)が付いていました。

(階段の右にコンベアがあり、楽に自転車を3階まで運べます。3階には北口への連絡通路もあるため、駅利用者以外も使うのでしょうか?)

北口への連絡通路は、かなり広いもので、そんなに朝夕のラッシュがあるのかな?と思ってしまいます。お昼過ぎのこの時間は閑散としていて、誰もいませんでした。

(北口の階段。こちらも誰もいません。)

(駅舎の窓から外を見るとこんな感じです。線路がかなりあり、東日本一の操車場の面影がありました。)

(残念ながら駅のホームや各ホームへの通路はかなり古いものです。JR北海道は慢性的な赤字で、この数日も赤字路線の廃止のニュースがあっていました。)

(レールが何組も並んでいます。右にも数本ありました。)

(駅舎の北にあるレンガ作りの建物は、JRレールセンターのようです。)

(敷地は北海道らしく広大ですが、かなり古びたものでした。) 

(窓枠のレールたちも、以前は鉄路に敷設されていたのでしょう。)

(ちょうど電車が入ってきて、その後しばらくすると数人が連絡通路を通りました。)

(この連絡通路は、昼間の利用者はとても少ないようです。)

 
 (駅前の様子はこんな感じでちょっと寂しいかな。ロータリーに車を停めましたが、白線内だったらOKでした。)

(駅前の公園の通路はチップを固めたようなもので、とても柔らかく歩きやすいものでした。)


念願の岩見沢駅に行ってきましたが、予想どおり使いやすそうなきれいな駅舎でした。駅の利用者だけでなく、周辺の住民用に広大な敷地を横断する立派な連絡通路もあり、さすがグッドデザイン賞の施設だと思いました。
その立派な建物に比較して、駅そのものの施設の古さが際立ち、JR北海道の厳しさが垣間見えました。


6月初めには、栗沢クラインガルテンの最寄り駅である栗沢駅を通る室蘭本線の電車に、道知事が乗車して、廃線対象の鉄路の視察をしたとニュースであっていました。


また2~3日前には、岩見沢の北20キロほどにある新十津川から札幌まで繋がる学園都市線のうち、新十津川駅から北海道医療大学駅までの廃止を沿線町長が受け入れる表明を出し、これもニュースになっています。
学園都市線は、もともとは札沼線と言っていましたが、沿線に大学がいくつかあるため愛称の学園都市線がそのまま現在は使われています。


学園都市線は、札幌~北海道医療大学間は電化したうえで一部複線化され、通勤通学の利用者でJR北海道にとってはドル箱路線のようですが、新十津川~北海道医療大学間は非電化で単線という路線で、利用者がほとんどいない赤字路線という極端な二面性がある路線なのです。


そのため新十津川駅では、始発の午前9時40分発の便が1本のみになり、新十津川では「日本一早く最終列車が出る駅」という売り出しをしていました。


それでも沿線にある高校に通う生徒の貴重な足でもあるのですが、今後はバスへの転換に進むことになるようです。


確かに北海道を車で回ってみると、その人口密度の低さを実感します。
まず道路が広く、縦横に立派な道路が走っているので、車を運転する分には便利だと思いますが、車を利用できない子どもやお年寄りには大変な地域だと感じます。


ちょっとしたコンビニさえも近くにない場合が多く、岩見沢という比較的大きな町でも、5~10分走って郊外に出ると人家が途切れてしまいます。
冬季の生活環境も厳しく、シーズンスティでの生活は快適でも、通年での生活は無理だと感じています。
住んでみると、いろいろ問題も垣間見えてくる休日になりました。