三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロ今季初の予選突破

昨日、ボランティア事務局から4月14日から始まるLPGAツアーのKKT杯バンテリンレディスの業務決定通知が来ました。
3日間の業務はすべて違い、1日目はフォアキャディー、2日目はスコアラー、そして最終日はホールリーダーとなっています。


スコアラーが一日だけなので、ファンである小橋絵利子プロの組に付く確率はかなり低くなってしまいました。
ところが、そもそもスコアラーとして付きたいと願っていた小橋絵利子プロの名前が、バンテリンレディスの出場予定選手欄になかった(3月17日付け)のです。


小橋絵利子プロは昨年のQTで31位だったので、今年のツアーにはほぼフル参戦できるはずなのに、どうしたのでしょうか?
バンテリンレディスのHPでは、現在83人の出場予定選手が挙がっていますが、たぶん出場枠は110人程度のはずです。
「出場予定選手は変更になる場合があります。」とはあるので、今後追加で出場が決まるのでしょうが、こんなところにもシード選手や人気が高い選手との取り扱いでの違いがでているのでしょう。


小橋絵利子プロは先週のTポイントレディスで今季初めて予選通過し、賞金を獲得しています。
初日は2アンダーで15位タイと好スタートを切ったようですが、2日目3オーバー、最終日5オーバーと苦しいゴルフになり、結局通算6オーバーの51位タイ(獲得賞金276,500円)でフィニッシュしています。


初日はインスタートの12番13番で連続バーディーでしたが15番18番で落し前半はイーブン、アウトは5番6番でまた連続バーディーを取り、好調な感じでホールアウトしています。


2日目は上位グループとしてアウトスタートに回り、5番でダボ9番でボギーと苦しい展開となり、13番でバーディーが来ても15番でボギー、16番でまたバーディーをとっても17番でまたボギーとちぐはぐな展開になっています。


3日目はまたインスタートに回り、12番14番16番でボギーと流れが悪くなり、後半のアウトでも4番6番でボギーとバーディーなしで終わっています。


残念ながらゴルフの内容そのものは分かりませんが、バーディーをとっても波に乗れなかった2日目の後半が悔やまれるようです。
きっと最終日は攻めてスコアを崩したのかもしれませんが、典型的な尻つぼみの展開で「こんなはずじゃ」というゴルフのように思えます。


ついでに2戦目のPRGRレディスのホールバイホールを見てみると、初日は前半インの9番でバーディーが来て、後半のアウト2番でボギーのイーブンで初日を終わっています。
2日目は2番5番でボギーとなり、7番で1つ取り戻すバーディーがきましたが、後半は13番でボギーとなりバーディーが来ないまま17番18番で連続ボギーを打ってしまっています。


PRGRレディスの予選カットラインは通算2オーバーだったのですが、「タラレバ」ではあるけど、この最後の連続ボギーがなければ予選通過したのです。
もしかしたら2オーバーでは予選通過が危ういともう一打を上乗せしようと17番は攻めたのかもしれません。


今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは、初日に7オーバーと出遅れ、2日目も2バーディーで先行したものの前半の上がりホールで連続ボギーと波に乗れていません。


どうも大事な場面でパーキープができていないのが、苦戦の原因かもしれないのです。
ゴルフには流れがあると思います。ホールごとのスコアですが、人間である以上、そこには感情で左右される何かがあります。
特にバーディーが欲しい(アマチュアであればパーが欲しい)と攻めると、まず返り討ちになってしまうわけで、反対に謙虚にパーで良し(アマチュアはボギーで良し)と思えば予定外のバーディー(パー)が来るのは経験上よくあることです。


アマチュアとプロを比べることは失礼と言えば失礼なことですが、ゴルフはコースとの闘いなので、本質は同じだと思います。
ぜひ小橋絵利子プロには、本来のステディーなゴルフを忘れず、地道に予選突破して賞金をコツコツ積み重ねることで、来年のシード権入りを目指してほしいと思っています。