三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゴルフを職業にすると大変だ

今日は楽天1人予約で阿蘇大津GCに行ってきました。一昨日とは変わって今日は快晴でしたが、相変わらず大津GCは風の通り道のようで、南風が強い一日になりました。

(朝から快晴で絶好のラウンド日和でしたが、、、。)


今日の同伴者は、鉄人と呼ぶ78歳(79歳と勘違いしていましたが、本人に確認したら78歳とのこと。それでも「鉄人」に変わりありませんが。)の方と、福岡と北九州のそれぞれ40歳代の方です。


うち北九州の方は、ショットが安定していてHDCP5下くらいのレベルだと予想しました。
お昼休みに「オフィシャルをお持ちですか?」と尋ねたら「持っていません。」という答えがありました。


そのため、福岡の方に「彼は、もしかしたらアマチュア資格をなくしている方かも?」と言いましたが、「そうですかね~?」と懐疑的な意見です。
それで、もう一度後半の10番ティーで、こっそり「普通の方ではないですよね?」と尋ねたら、最初は口ごもっていましたが、結局「教える側です。」という答えが返ってきました。


ティーチングプロとは名乗らなかったので、PGA資格(「ティーチングプロ」の呼称はPGAの登録商標のため、PGA会員以外は勝手に名乗ることはできない。)はなさそうですが、練習場でレッスンをやっておられる、いわゆる「インストラクター」と呼ばれる方のようです。
コンペがあるため、自分の練習のためにはるばる北九州からやってきたとのことでした。


単にアマチュアとしてみればお上手ですが、職業ゴルファーという色眼鏡で見ると、やはり厳しいのだろうなと感じました。


一般的なゴルファーは「プロ」ゴルファーと聞くと、テレビで見るようなゴルフをしてアンダーパーで回れるものと勘違いしてしまいます。
もちろん、そんなレベルのティーチングプロもいるかもしれませんが、ほとんどはアマチュアの上級者と変わらないレベルなのです。


他県の1人予約で知らない者の中でのラウンドだと、上手い人と思われるだけですが、プロとして他人から見られると、一気にハードルは高くなり、変なスコアは叩けないし、プロとしてのプレッシャーはかなりありそうです。


以前、1人予約で知り合ったティーチングプロも、やはりラウンドレッスンでは自分のゴルフができないし、仕事だから気を遣うと言っていました。
そして「トーナメントプロはスコアを作って賞金を稼がなければならないけど、ティーチングプロは教えるのが仕事だから、やって見せることができればいい。」と言っています。
例えば、スライスを打って見せるとかフックを打って見せるなどで、そこにはスコアは関係ないと言っていました。


もちろん、その彼は私より1歳下ですが、普通にラウンドすると飛距離は出るし、ほぼ70台のスコアでラウンドはします。
しかし、不調な時は85叩いたときもあり、そんなときにプロと思われるのは嫌だと身分を隠して1人予約で練習ラウンドをしているのです。


ゴルフで飯を食うのは大変だと思います。レッスン生の前でおかしなゴルフはできないし、そのくせアベレージゴルファーは「プロ」に対する要求が高すぎるのです。


「プロ」でもミスはするし、ダボも叩きます。だからこそ、1人で練習ラウンドをするのです。


さて自分のことになりますが、今日は先日に続いてドライバーショットが曲がり、スコアメークできないラウンドになりました。
なにしろ、ミスショットが真っすぐに飛んで、手ごたえあるショットが大きく曲がってしまうのだから始末に負えません。


前半も後半もスタート早々スコアを崩し、何となく気合も入らないラウンドになり、「お先に」を二度も外したのは集中力の欠如です。
狙ったパットは悉く外れ、やっちゃったと思ったパットがカップインするなど、ミスが結果オーライになってしまっていました。


相変わらず、アイアンの縦の距離感がなく、オーバーとショートを交互に繰り返してしまいます。
手前だとボギーで凌げるけど、奥だとスコアを崩すことになり、せっかくの手ごたえあるショットが無駄になる感が大きかったのです。


ただ今日は職業ゴルファーと一緒になり、改めてプロの厳しさを感じ、自分がプロでなくて良かったと心底から思いました。
だって、90が切れればアマチュアは問題ないのですから、、。

(Aグリーンの練習グリーン。誰もいないお昼はロングパットを練習しました。)