三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

嵐の中でのラウンドは経験値不足だった

今日は楽天1人予約で阿蘇大津GCに行ってきました。天気予報では、日中はずっと雨で、今日の同伴者の「アプローチの達人」は「荒天時はすみません。」と自己紹介欄に書かれているような方なので、キャンセルされるだろうなと思っていました。


昨日12時に成立してからも、朝からキャンセルが入るかもと半信半疑で向かいましたが、やはり雲が低く垂れこめ、風も強い状況でした。
しばらく車の中で待っていると、達人が到着し、相談を始めます。


「どうしますか?」「どっちでもいいよ。」「私もどっちでもいいです。」「それじゃ今のところそんなに雨は強くないし、帰っても暇だから回ろうか?」「分かりました。」といういい加減なやり取りでラウンドすることが決定しました。


成立後にキャンセルするとキャンセル料が3千円必要と書いてあったと達人が言っていて、それも少し気にされていたようです。


スタート時は、レインコートを着ずに済む程度の雨でしたが、南風が強く、北風が強い大津のいつもの風向きとは違っています。
今日は雨のラウンドだしスコアは望めないから、最近手に入れた27度UT(H6)の試打をするつもりでした。


当初は10番スタートだったのに、1番スタートに変わり、前組が4バッグのメチャ遅い組で、達人と「やれやれ」と諦めながらのラウンドになりました。
前組が遅いので、後ろからも追いつかれ、後続は大津のメンバーさんたち4人組みたいで、いつもだったら練習パットや練習アプローチを待つ間にしますが、それもできずに
ただ冷たい風の中をティーインググランドで待つだけになりました。


1番パー4では1打目のドライバーがチーピン気味になり、セカンドの23度UTもラフから天ぷらと良いところがありません。
しかし3打目の8Iが上手くピンに絡み50cmに付くナイスショットでラッキーなパースタートでしたが、それ以降はことごとくグリーンを外し、アプローチも寄せきれない展開になりました。


2番パー4でいつも通り左目からスライスを打とうとして、先ほどのチーピンが頭にあり、ねらい目を中央に取ったのが悪く、1打目は右に飛んでカート道路を跳ねてOBになりました。
打ち直しはフェアウェーセンターでしたが、新兵器のH6がやや左目に飛んでいったんグリーンに届きましたが、戻ってバンカーインでした。
背より高いバンカーショットは2mでしたが、上りのパーパットはフックと読み真っすぐ抜けてボギーでした。


OBは打ちましたが、どうせ練習だしという思いがあり、この辺りはあまり気にはしていません。
バンカーショットが上手く打て、パットは決めきれませんでしたが、達人から「いつもバンカーが上手いね!」と褒められました。


3番は2番と違いフォローの風の中、フェアウェーからのセカンドを8Iで大きく奥のこぶまでオーバーしてしまいます。
最近、8Iの距離が分からなくなっていて、ここもフォローの風とはいえ思いのほか距離が出てしまい、165yは飛んでしまっていました。
達人が「雨の日はフェアウェーからもボールが濡れているからフライヤーになるよ!」と言われ、145yと思っている8Iの距離が20yも飛び過ぎたのは、風だけの仕業ではないと
思いました。


しかし4番では右からのサイドフォローと思って8Iでスライスをかけて打ったら右手前にショートしてしまいます。
ここはピンまで125yほどだったのに、115yほどしか飛んでいない計算で、同じ8Iなのにこの差は?って混乱してしまいました。
ここはH6で転がしましたが、上り傾斜を打てずにショート目になり、上りの3mを入れきれずにボギーになりました。
H6でのアプローチはざっくりやトップの心配がなく、確実にそこから3打でホールアウトできるので、寄せ1は取れなくても安心してアプローチができ、イップス持ちの身からが心強いクラブになります。


これ以降は、同じような繰り返しで、オーバーした後はショートする内容で、グリーンを狙うアイアンの距離感に悩みました。
達人から「フォローでも今日のような強風は、反対に叩き落されるから思ったほど飛ばないよ!」と教えてもらい、フォローの風=距離が出るのではないことを初めて知りました。


達人によると、適正なバックスピンがかかって高く上がった球は風に乗りやすいけど、雨の日はスピンがほどけてしまい、上がる最中に風で叩き落されるということです。
この辺りは、まだ雨の日の経験がない悲しさで、なるほどというもので、雨の水分でフライヤーしたり、反対にフォローの風に叩き落とされたりと、難しさが倍増するのだと改めて感じました。


確かに、9番は575yのパー5ですが、フォローだったのでセカンドで残り100y地点まで飛んでいたのに、フェアウェーからの3打目は52度で高く上がったのにも関わらず、頂点から球が伸びずに真っすぐに落ちてきたように見えました。
高く上がって風に乗ってピン近くに落ちると手ごたえあったのに、なぜかグリーンに届かなかったのです。


10時過ぎに前半が終わりましたが、この雨の中、たくさんのカートが並んでいて、昼食休憩が1時間10分と言われます。
その間に今度は雨が酷く降り始めました。

(レストランから練習グリーンを眺める。この時は、雨が止み天気が回復するかもという淡い期待もあったが、まさか雨が本降りになるとは思わなかった、、、。)


達人と後半のインスタートを待っている間に、雨が強く降り始め、久しぶりにレインウェアを着たとお互いが言いながら、雨支度を始めます。
強風と雨で、「途中で止めようか」と達人も言い始めますが、大津は誘導カートのため、バックはできず、嫌でも18番まで行くしかないのです。


持って行ったタオルも濡れてしまうし、手袋も交換してもすぐに濡れてしまいます。
風でもないならまだしも、嵐のような天気の中で、他の客もよくプレーするなと半ばあきれながらのラウンドになりました。


相変わらず、前組は遅く、当初は雨の中をセカンド地点で待っていましたが、途中からはカートで待機し、グリーンが空いてから打ちに行くということになってしまいます。
そうなるとリズムも掴めず、相変わらず飛び過ぎと飛ばな過ぎが交互に来て、「ボギーオン」なゴルフになってしまいます。


そんなこんなでやっとたどり着いた最終18番でやってしまいます。ドライバーショットを軽いスライスを打とうと思ったら、スライスせずに真っすぐに飛んでバンカーインになり、アゴが近いところから7Iのショットがアゴに当たってすぐ前のバンカーに入ってしまいます。
3打目はまた7Iで打ったら池に傾斜しているフェアウェーから転んで右ラフに入り、アゲインストだったので残り140yを7Iで打ったら、これもフライヤーして打ってはいけない左奥のラフに打ち込みます。
H6でラフから転がそうとしたら、どういうわけか下り傾斜で止まってしまい、5mのボギーパットも転がらず、1mのダボパットはカップに蹴られるトリプルになりました。


スコアは気にしないと思っていても、さすがに90叩きは凹みます。
最近好調だったドライバーショットも右に左に飛んでしまい、H6の転がしのアプローチも安全にオンはしますが思ったほど寄らず、なかなか寄せ1が取れませんでした。


アイアンショットもショートしたと思えば、大きくオーバーしたりと距離感に悩まされ、自分の飛距離が分からなくなってしまいます。
縦の距離が合わなければ、スコアメイクは難しくなり、特にオーバーしたらどうしようも
場合が多くなります。


今日は散々な結果になりましたが、北海道のゴルフ5美唄コースの風はこんなものではなく、強風下でのショットをもっと磨く必要があると実感しました。