三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

理事長杯予選は苦戦する

今日はあつまる阿蘇赤水ゴルフ倶楽部(通称「赤水」)の理事長杯予選があり、参加しました。

(着いた7時過ぎころは、阿蘇盆地は雲海の中で心配されましたが、すぐに晴れ間が広がります。)

(右の奥に雲海の名残が残っていますが、ゴルフ場周辺は8時半のスタート時にはすっきり晴れ上がっていました。)


赤水の三大競技は春にある社長杯(マッチプレー)と理事長杯(ストロークプレー)と秋にあるクラブ選手権(ストロークプレー)です。


社長杯と理事長杯はハンディー競技なので、現在のハンディーの多さを生かして社長杯は昨年のリベンジを果たし、その勢いで理事長杯もひそかに狙っていました。
しかし、今日は思うようなゴルフの内容にならず、スコアを崩してしまいます。


三大競技はバックティー使用であり、一般的な月例などは60歳以上のシニアは白ティーを使えますが、年齢層が高い赤水のメンバーには7100y近いバックティー利用はかなり大変です。


その上、グリーンの更新作業が終わってまだ日が絶たず、エアレーションの穴がグリーン上に残り、短いパットを左右に曲げるような状況でした。


今日はティーショットは好調でしたが、セカンドのアイアンが全く当たらず、せっかくのアドバンテージが生かせない展開です。
その上、グリーンがメチャ重で、転がらず、残ったショートパットも外すという最悪な展開になりました。


1番417yパー4ではドライバーショットは他のシングルハンディー者を大きくオーバードライブしていたのに、セカンドの6Iが大きく右にスライスし、右ラフからのアプローチは6mが残り、ここから転がらないグリーンで3パットするダボスタートでした。


2番391yパー4はフェアウェーから7Iでピンの右6mにナイスオンし、ここは下りなので転がって2パットのパーでした。


3番181yパー3は5Iのショットが大きくスライスし、右の杉の木の間のベアグランドでした。バンカー越えの20yほどを58度でバンカーショットのように打ちましたが、わずかに短くグリーン手前のバンカーに戻ってしまいます。
バンカーショットは奥に付き、4mのボギーパットはラインに乗っていましたが、最後は転がらずにカップ手前で止まり、ダボになってしまいます。


早くもダボ2つの4オーバーはかなり厳しい展開です。


4番552yパー5のティーショットはややドロー気味にナイスショットでしたが、セカンドでUTで打とうとしたらクラブがありません。
2番のティーに持っていき、ミスショットをして頭に血が上ってそのまま忘れてきたようです。
カートで1人で取りに戻り、バタバタしたセカンドは残り100yのフェアウェーセンターにナイスショットし、ここからPWでピン手前50センチに付けるナイスショットでナイスバーディーが来ました。
好ショットが3回続くと、チャンスがくるもので、ここのバーディーは悪い展開になりそうだったので、息を吹き返すものになりました。


5番388yパー4はここもドライバーショットは当たってフェアウェーセンターです。8Iでピン筋に打ちましたが極端な打ち上げはグリーンに上ってみるとカップまで8mほどあり、ここは上手く寄せてパーゲットでした。


6番436yパー4はドライバーショットは右目に飛び、ラフから刻む予定をUTで中途半端に狙ってしまいます。
右手前の入れてはいけないバンカーに入れ、ピンまで35yほどのバンカーショットはやっと右手前にオンし、そこから2パットのボギーでした。
ここはフェアウェーに距離が出なければ狙わないで刻む予定でしたが、漠然とUTで打ってしまい、危うく大たたきに繋がるところで、同伴者から「ナイスボギー!」と声がかかります。


7番232yパー3は5Wがしっかり当たり、ピンまで10mほど手前にナイスオンでした。
ここは上りをかなり強く打って、60センチほどオーバーし、どうにかパーセーブでした。


8番437yパー4はここもドライバーショットは一番飛んで、フェアウェーでしたが、6Iでやはりスライスになり、曲がった分わずかに足りなかったようでグリーン手前のバンカーインでした。
バンカーショットは4m奥目に付き、パーパットはラインに乗っていたのにカップ手前で止まってしまうボギーでした。


9番517yパー5は、打ち上げのティーショットが右目に飛んでしまい、OBの林に打ち込んでしまいます。
打ち直しは左目のラフで、そこからUTで当たらずに右のフェアウェーでしたが、残りが200y近くありました。
もう一度UTでグリーンのエッジまで運びましたが、UTでの転がしのアプローチは1.2mほどショートし、このダボパットも右に外すトリプルになってしまいました。


前半は1バーディー、2ボギー、2ダボ、1トリの8オーバー44スコアで、パット数は18パットでした。
とにかく短いパットのラインがエアレーションの穴で左右にぶれてしまい、ボギーで凌げずにダボになることが計算外でしたが、これは全員が同じ条件なので文句は言えません。


前半でHDCP11.1のうち8を使ってしまい、内心もう優勝は無理だなと諦めかけましたが、同伴者のシングル3人(5.1 6.1 6.3)もそれなりにパターで苦労していたので、とにかくネットスコアで負けないようにとだけ心に誓い、後半のインにスルーで向かいます。


10番434yパー4は以前から苦手にしているホールですが、左のOBを嫌がってドライバーショットが大きく右に飛んで林の中に入ってしまいます。
とりあえずフェアウェーに戻し、8Iでグリーンオンを狙いましたが右にスライスしてラフに入り、アプローチも寄らず、4mのボギーパットもカップ手前で寸止めになるダボになりました。


11番184yパー3はいつものように右の花道狙いでの6Iのショットが全く当たらず、これも入れてはいけない以前右にあったサブグリーンのバンカーに入ってしまいます。
グリーンまで40yほどを52度で大きめに打ち、2パットで凌ぐここも「ナイスボギー」でした。


12番469yパー4はドライバーショットは距離が出ませんでしたが、ナイスショットをしても2オンが難しいホールなので、ショックはありません。
UTで残り70yに運び、52度でピンの手前2mにオンし、このパットをどうにか入れてパーゲットでした。
ここのパーは大きく、当初の計算上では10番から12番までは3オーバーで良しと思っていたので、想定内でした。


13番364yパー4は唯一のサービスホールでしたが、右ラフからの8Iでのセカンドが左からの風に乗り、大きく右に持っていかれ、15mほどのロングパットが残ります。
このパットも強めに打ったつもりでしたが、2mほどショートし、パーパットもカップ手前で止まるボギーになりました。
ここはパーを取りたかったというのが本音ですが、グリーンの遅さにやられてしまいました。


14番553yパー5は、左がOBで軽く左曲がりのコースは真っすぐに飛びすぎると凹みの中のトラブルになるため、UTで刻みます。
しかしセカンドをトップしてしまい、3打目で200yが残ってしまいました。
UTでグリーンの手前に運び、打ち上げのアプローチはピンに重なったと思ったら、縦位置の影響でピンまで3mが残っていました。
このパーパットも転がらずに手前にショートし、ボギーでしたが、なんとなくマッチプレーのハンディーホールの攻めをしてしまいました。


15番404yパー4はドライバーショットがフェアウェーセンターでしたが、アゲインストの残り165yをUTでグリーンの左手前まで運びます。
パターで寄せましたが、やはり転がりが悪く、1.5mのパーパットも右に切れるボギーでした。


ここまでインは4ボギー1ダボの6オーバーになってしまい、残り3ホールは相性が良いホールといえども、落せなくなりました。


16番202yパー3は、アゲインストの風のため、左右のバンカーを避けようとやはり無理せずに手前に刻む作戦です。
左ラフに外し、アプローチは上手く打てたと思ったら、エッジに当たって大きく右に転がっていきます。
9mのパーパットは下りのフックラインを膨らませて強めに打ったら、2度ほどエアレーションの穴で曲がったように見え、そのままカップインするラッキーなパーでした。


17番387yパー4は相性の良いホールです。ドライバーショットは、打ち上げのこぶをどうにか超えて、残り140yのフェアウェーセンターでしたが、運が悪いことに誰かのダフった後のディボット跡にありました。
UTで転がすかどうか悩みましたが、8Iで上から叩き、グリーン右手前にどうにか止まります。
2段グリーンを上ったすぐのカップに、7mのバーディーパットはやや左に切れましたが、どうにか次を入れてパーゲットでした。
短いパットは左右に曲がるため、ここの60cmはかなり強めに打ち、同伴者から「強めに打ったね!」と言われました。


18番530yパー5は右ドッグのホールの左センターにナイスショットです。UTで残り120yまで運び、アゲインストなので8Iを選択します。
ここもややライがディボット跡近くで、ややダフったと思い、ショートかなと思ったら、大きめの8Iだったのでピンの右にナイスオンしていました。
6mのバーディーパットはカップ手前で急激に左に切れ、パーに終わりました。


後半は、16番のラッキーなパーもあり、4ボギー1ダボの6オーバー42スコアでパット数は17パットでした。
通算は、86スコアでパット数は35パットでした。
思わぬダボスタートからボギーで止まらずにダボを計3回も打ち、9番ではOBからトリまで打ってしまいましたが、どうにか90叩きは避けられました。
最終組の我々が上がってみると、良いスコアの人は少なく、結果的にネット74.9は首位の73.1に1.8差の2位タイにいました。


自分的には苦しいラウンドで、諦めてしまいそうにもなりましたが、今日のグリーンは誰でもが苦労しているだろうと思い直し、とにかくネットスコアで同伴者のシングル3人に負けないようにとだけ念じてのラウンドになりました。

首位に立ったのはハンディー18.9と大きな数字を持っている方ですが、来週の決勝は2ラウンドあるので、どうにかできるはずの差だと思っています。
予選通過した12人のうち、9人が私よりローハンディ者であり、ネット競技ではかなり不利なはずです。


全てを攻めるのではなく、ボギーと割り切るホールはボギーを取りに行く社長杯のようなコースマネジメントで、ネット72を目指せば、どうにかなるのではと思っています。
来週になると、少しはグリーンの状況も好転するだろうし、ここまでパターで苦労することもないだろうけど、それは参加するものすべてに言えることなので、とにかく無理をしないということを肝に銘じて来週は戦いたいと思います。