三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

社長杯の裏側

昨日の社長杯では「?」と思うことがありました。後ろの組に女性が一人だけいたのです。
HCは7.4というバリバリのシングルさんですが、女性でも7100yの青ティーを使用するのかと驚いていました。


赤水の競技規定はこうなっています。


(7) クラブ競技の出場資格年齢は、一般60歳未満、シニア60歳~70歳未満、グランドシニア70歳~80歳未満、スーパーシニア80歳以上、レディースは年齢を問わないものとする。各クラスの使用ティーマークは、一般=競技(コンペティションティー)マーク、シニア=白マーク、グランドシニア=金マーク、スーパーシニアおよびレディース=赤マークとする。
3大競技(※社長杯・理事長杯・クラブ選手権)は青マークとする。


つまり、月例などの競技では年齢別のティーマークを使用することになり、年齢による飛距離の違いを考慮したものになっていますが、三大競技ではその考慮はされず、全員が青ティーマークから競技しなければならないのです。
てっきり女性も同様に青ティーマークから、プレーするものとばかり思っていました。


ところが同伴者などに聞くと、その女性だけ違うティー使用になるのだそうです。さすがに赤ティーマークではなく白ティーマークのようですが、その女性は飛距離がでる方とのことです。
赤水のクラブ内競技で、いくつも優勝を果たしているようで、社長杯も優勝候補だとのことです。


その話を聞いて何か釈然としないものを感じました。
社長杯が男性の部・女性の部と分かれていて、女性の参加者が1名だったので予選だけ男性の組でラウンドして、女性の部の優勝を決めるというものだったら文句はありません。


しかし女性の部としてではなく、優勝を目指して一参加者として社長杯への参加申し込みをされています。
そうであればルールで青ティーマークを使用するとなっているのだから、当然それに従うべきだというのが私の意見です。
1人だけ白ティーマークからの使用を認めるのは、どういうことなのでしょう?
もちろん女性が飛距離において男性よりハンディーがあることは理解していますし、だからこそ他の競技では赤ティーマーク使用が認められているのです。
社長杯には70歳を超えたグランドシニアの方も参加されていました。こんな方にとって、女性であっても勝るとも劣らない飛距離を誇る上級者が前のティーマークでプレーされるのを果たして快く思ったのだろうかと想像しました。


ゴルフはルールがあって成り立つ競技です。その女性は競技規定を分かった上で参加申し込みをしたのだろうから、私は大変だろうけど「青ティー」マークからプレーすべきだと思います。
出場するかしないかは本人の自由意志であり、強制されるものではないからです。
距離が長くて無理だと思うのなら出場しない、、、現に出場を諦めた年配者が多くいるのが現実です。


もしかしたら、本人はそのつもりで申し込みをして、関係者が特例を認めて「白ティー」マーク使用を認めたのかもしれません。
しかし、そうであれば競技規定にそう記載するか、少なくとも掲示板にその処置を公表すべきだと思います。


私が新参者で、赤水の表立っての規定ではない会員間の暗黙の合意を知らないだけなのかもしれませんが、同伴者も「不公平だ」と言った人もいるくらいで、やはり不満に思う参加者も現にいたのです。


本当は、主催するマッチ&ルール委員会に質問なりをすべきことなのでしょうが、ラウンド前に余計なことはしたくないのが本音です。
ただ、もし私が予選通過してマッチプレーで対戦するようなことになれば、質問しようかなとは思っていました。
長いホールで50y~100yも違うティーマークから、飛距離もそんなに変わらない相手と戦っても勝てる気がしないのは当たり前です。


しかし幸いというか、その女性は調子が悪かったようで、もともとのHCが少ないこともあり予選通過は果たされなかったようです。
とりあえず対戦することはないのですが、やはりきちんと特例を認めた理由と、その公示を求めたいと思います。


私個人的には、レディースの部を作るか、グランドシニア以上はその女性のように「白ティー」マーク使用を認めるかどちらかだと思いますが、、、。