三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アプローチに挑む際の心構え

昨日のラウンドではパー5のホールで2打でグリーン回りまで行っているのに、そこから4打もかかるということがあり、自分のアプローチの酷さを再認識させられました。


私のスコアメークプランは、パーオン6回のパーに、ボギーオン12回のうち寄せ1のパー6回、2パットのボギー6回の6オーバーというものが目標になります。


つまり、パーオンを逃した後のグリーン回りからのアプローチの技術は、とても重要なものになっています。


以前は、残り100y以内は100%どこでも良いからグリーンオンを、150y以内はグリーンオンはたとえ逃してもグリーン回りには運ぶという意識でラウンドしていました。
そのため、100yを打つクラブと150yを打つクラブを中心に練習していたし、グリーン回りからのアプローチの練習も欠かさないようにしていました。


一昨日は6回、昨日は7回のパーオンをしていて、パーオン6回はそう無謀なプランではないと思っています。
また、ボギーオンは一昨日が10回、昨日は7回であり、これも回数的には予定の12回より少ないけど想定内といえば想定内なのです。


ではなぜ、スコアが6オーバーではないのでしょうか?調べてみます。


寄せ1が一昨日はチップインも含めて4回、昨日は3回しかないのです。このうち寄せ1パーは一昨日は3回、昨日にいたってはたった2回という結果でした。


つまりグリーンを狙うショットで失敗すれば、確実にボギー以上を叩いていることになり、寄せ1パーが少ないことが、スコアメークできない元凶です。


アプローチをとりあえず乗せて2パットならまだしも、ざっくりするミスが多く、それを怖がるとトップのミスが出てしまう傾向にあります。
グリーン回りからは2打を目指したいのに、実際は3打どころか4打以上を要しているのが現実で、大きくスコアロスする原因になっています。


もちろん、4打以上の理由には3パットも絡んでいるのですが、その前のアプローチが寄っていないから3パットを叩くわけで、やはりアプローチの不調がスコアロスの大きな要因だと思っています。


昨日、一緒にラウンドした「アプローチの達人」から「アプローチの際に身体が動いているよ!」と指摘されました。
この動きは自分でも分かっているのですが、なぜか自分の意思で制御できないのです。



同じくイップス傾向だったショートパットの際は、「頭を残して」という意思で打てていて、そう大きく体が動くことはないのに、アプローチの際はなぜか動いてしまうのが実情です。


今日も庭でアプローチの練習をしましたが、球の位置を変えたり、スタンスを色々変えたり、体重をかける部分を変えたりと試してみました。
「いいかな?」と思っていても、やはりダフったりのミスは出てしまいます。


そのため、意識を変えることにしました。


寄って当たり前という意識が、無用なプレッシャーを自分にかけているのかもしれないと思い、寄らなくて当たり前で寄ればラッキーと思うことにしました。


特にミスが出る状況が、自分で「簡単な状況」と最初に判断したときに出やすい傾向にあるため、「寄せられる」と思うことが身体を固くすることに繋がっているようです。


全てのアプローチが難しい状況だと思うようにして、寄らなくても仕方ないと思えるようなラウンド中の思考に変えようと思います。
昨日のラウンドでも5番パー4の3打目は、傾斜の途中の深いラフにあり、左足下がりでつま先下がり、グリーンは手前から先に下っているという難しい状況でした。
まずグリーン上で落とし場所を確認し、それだけをイメージしてアプローチショットを打ったら、イメージ通りの場所に落ちてピンに寄って行きました。


当初に「難しい」と思ったからこそ、身体が固まらなかったのだと後で思いました。
つまり、簡単だと思えば成功は当たり前という意識になり、それが失敗をしてはならないというプレッシャーに繋がり身体を固くするようですが、「難しい」と頭で認識していれば打つことに集中して余計なプレッシャーがかからないことになります。


であるなら、どんなアプローチでも「難しい」と認識して挑むことが、結果は出るのではと思いました。
「難しい」なら失敗しても自分を責めたりせずに済み、失敗しても当たり前という自分を許す気持ちになれるはずです。


今のアプローチの力量はほとんど初心者レベルなのだから、どんな状況でも「難しい」はずです。


自分の現在の力量をしっかり認識して、願望でスコアメークをせずに、現実のまま打った結果を素直に受け入れたいと思っています。


次のラウンドは、明日の1人予約が流れたため、日曜日の赤水での社長杯予選になります。
7100yを越えるバックティーからのラウンドになるため、アプローチはとても重要なものになりますが、寄らなくても大丈夫と自分を許しながら、精一杯のスコアメークに頑張りたいと思います。