三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロは大乱調

LPGAツアーの第2戦である「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」は高知県の土佐カントリークラブで昨日11日に最終日が開催され、アン・ソンジュプロが最終日4アンダーを出して通算7アンダーとし、同スコアで並んだ鈴木愛プロとのプレーオフを制して通算24勝目を挙げました。


応援している小橋絵利子プロは、初日インスタートの10番をボギースタートとし、続く11番でトリプルボギー、12番・13番で連続ボギーと前半は42という信じられないスコアで折り返しました。


後半は2バーディー2ボギーの36でラウンドし、初日は6オーバー82位タイと大きく出遅れてしまいます。


2日目もインスタートでしたが、初日に苦労したインを2バーディー1ボギーと初めて1アンダーで回り、後半の巻き返しに期待されましたが、アウトは1番2番と連続ボギーとして、3番パーの後、4番から4連続ボギーとしてしまいます。
結局、通算11オーバーで予選通過に7打も届かず予選落ちになってしまいました。


この大会、アウトとインでそれぞれ6オーバー42と大叩きしてしまっていますが、どうしたのでしょうか?


今年からLPGAもリランキング制度が始まり、アースモンダミンカップ終了後の6月24日時点で賞金獲得額で上位に入っていなければ、後半戦の出場資格を失ってしまいます。
つまり、昨年のようにQTランキング上位に入っていれば1年間のツアー出場資格を得るというものが、半年間だけの出場資格に変っているのです。


リランキングは試合ごとの獲得賞金額で変動し、シード選手以外は7月のニッポンハムレディスからの出場資格はQTランキングではなく、リランキングの順位が優先出場順位になってしまいます。


つまりシード選手以外は、前半戦で結果を出さないと、後半のツアー出場資格を失ってしまうかもしれないという厳しい制度になっているのです。


現在まで2試合が終わって獲得賞金を得ている選手は38人いて、その下はQTランキングの順位になるようです。
小橋プロは獲得賞金が0円なので、同額(0円)の選手の中でも8番目になる46位になっています。
もちろん、このまま予選通過できず賞金額を得られないということはないとは思いますが、前半戦17戦という短期決戦になった中で、すでに2戦連続予選落ちという結果には少し心配しています。


それも連日のハーフ42というスコアにも、何かあったのかと心配するところです。


ツアーは始まったばかりとはいえ、昨年のようにじっくり構えて調子が上がることを待っている余裕は今年はありません。
まず予選通過することで獲得賞金を少しでも積み上げることが、今後は求められます。


心配しているのが、昨年は前半戦の17戦中9戦で予選落ちもしくは棄権しているのです。
前半戦の獲得賞金は593万円余りですが、後半戦の獲得賞金が898万円余りとなっていて、春先の調子の悪さが顕著です。
昨年も開幕戦から2戦連続予選落ちという結果でしたが、3戦目4戦目と予選通過を果たしています。


熊本で開催されるバンテリンレディスは第7戦目になりますが、昨年は最終日にスコアを伸ばして16位タイに入っています。


その意味で、次戦のTポイントレディスがとても大事な試合になりそうです。Tポイントレディスは、地元に比較的近い大阪府茨木市の茨木国際ゴルフ倶楽部での開催になりますが、自宅に帰るなど気分転換して、新たなスタートを切ってほしいと願っています。