三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

LPGAツアー開幕(小橋絵利子プロは予選落ち)

今年のLPJAツアーの第1戦「ダイキンオーキッドレディス」が沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で3月1日に開催され、今日が最終日です。


応援している小橋絵利子プロは、初日1ボギーの73、2日目は1バーディー3ボギーの74でラウンドし、残念ながら通算3オーバー67位タイで予選落ちしてしまいました。


今大会では、なかなかバーディーが来ずにスコアが伸ばせず、初バーディーが2日目の17番ホールというもので、既に時遅しという展開でしたが、次の試合に向けて最後にバーディーが来たことは良かったと前向きに考えたいと思います。


小橋プロの所属が昨年までの「エレコム」から「RSK山陽放送」に変っています。「RSK山陽放送」は岡山市に本社があり、岡山・香川を対象にした放送局のようです。
小橋プロは岡山県倉敷市の出身で大学は立命館大学ですが、高校は香川の香川西高校でゴルフの腕を磨いています。
地元岡山と高校時代を過ごした香川を放送エリアに持つ「RSK山陽放送」に所属が変わったのは、いろいろ経緯はありそうですが、地元密着で良さそうです。


以前、熊本の放送局が日本女子アマを獲った熊本出身の女子プロをバックアップしていました。
たまたまホームコースで一緒になった方が、その放送局の関係者で、その女子プロの試合などに付いていくなど面倒を見ていたそうです。
しかしその女子プロは、結局は芽が出ずに、その所属契約も打ち切られてしまいました。


プロは実力の世界で、結果が全てです。結果を出さなければ所属契約も打ち切られてしまいますが、反対に結果を出せば、いろんな企業からオファーが来るはずです。


小橋プロの初戦は残念な結果になりましたが、今年から始める6月24日終了のアースモンダミンカップ後のリランキングで以降の出場資格を得るためには、まず残り16試合で1試合でも多く予選突破して賞金を積み上げるしかありません。


もちろん優勝という結果があれば最高ですが、一気にトップに昇りつめて短命な選手になるより、まず地道に予選通過する中堅プロを目指す方が、今の小橋プロには合っていると思います。
まずは予選通過を目指し、その上でトップ10を狙うことが賞金加算する上では大事なことになります。


小橋プロのゴルフ人生は決して順風満帆ではなく、それどころか苦労の連続だったのかもしれません。。
プロテストも大学卒業後に3回目で合格し、確か同期には昨年の賞金女王を獲った鈴木愛プロやツアー優勝経験のある藤田光里プロ、成田美寿々プロもいたはずです。


そんな活躍する同期プロを見ながら、ステップアップツアーを主戦場として2016年のシーズンで2回の優勝により、LPGAツアーにスポット参戦資格を得ましたが、結果を出すことができなかったのです。


しかし一昨年のファイナルQTで上位に入り、QT31位の資格で昨年は1年間LPGAツアーに参戦しました。
結果はシード権を取るまでには至らなかったけど、昨年のQTではサードQTからファイナルQTと順調に戦って、今年はQTランキング19位での資格でLPGAツアーに参戦しています。


この経歴からも、地道にじわじわと実力を上げてくるタイプのようで、ゴルフの内容も大叩きはしないで着実なスコアメイクするゴルファーだと思います。
後は、トッププロに近づくためには、余計なボギーを打たない・チャンスは確実に獲るということだけなのです。


昨年のバンテリンレディスの最終日にスコアラーとして身近でプレーを拝見しました。
その時は、ピンチを冷静に凌ぎ、反対に数少ないチャンスを確実に決めて2アンダーとし、通算3オーバーの16位タイまで順位を上げ、最終日にスコアを伸ばした数少ない選手の1人になりました。


今年もバンテリンレディスではボランティアをする予定です。上手くスコアラーに選ばれるか、選ばれたとしても朝の抽選で小橋プロの組に付けるか、いろいろ関門はありますが、できればスコアラーとして傍に付いて、表立っての応援は立場上はできませんが、心の中で応援したいと思っています。