三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

雨の日の妄想

さっき雨の日の日記を書いているときに、テレビのワイドショーで某有名作曲家の「文春砲」による不倫問題にかかわる引退騒動を報じていました。


テレビのワイドショーはある時期を境に、それまで伝えていたことを180度変えた観点で放送する傾向にあります。
良く言えば「変わり身の早さ」であり、無節操に情報を垂れ流す責任感の無さをそこには感じます。


当初は「悪いこと」というスタンスだったのに、引退表明をしたとたんに擁護の姿勢に変わったのは、同じ業界内でこれからも「獲物」になり得るであろうという相手を失いたくない気持ちの表れかもと穿った見方をしてしまいました。


連れ合いの女性とは別の女性がいるという事実は、ワイドショーの格好のネタであり、本来はプライバシーとして守られるべきものが堂々と世間の目に晒されることに違和感を感じています。


こんなテレビを耳だけで聞きながら記事を書いていたため、途中で変な妄想をしてしまいました。
そのため一旦、日記を終わってまた書き始めました。


私は変な奴と思われそうですが、ゴルフ場にはそのゴルフ場の神様=「ゴルフの神様」が住んでいると思っています。
いわゆる「ゴルフの精神」は「ゴルフの神様」へ向けてのもので、審判がいないゴルフでは自分自身が審判になりますが、「ゴルフの神様」がいつも見ているから誤魔化すことはできないし、もし誤魔化すゴルファーがいたら、いつかは「ゴルフの神様」から天罰を当てられると思っています。


だから「ゴルフの神様」から好かれるように、コースを傷つけたりしないように気を付け、バンカー均しはもちろんグリーン上のピッチマークも目に付く範囲で修復するようにしています。


ここまではこれまで思っていたことですが、ワイドショーの話題を聞きながら、「ゴルフの神様」には2人の女神が傍にいるのではと思いました。


その2人の女神とは、「飛距離=魔性の女神」と「スコア=正妻の女神」で、もちろん2人は仲が悪いようです。


2人を上手く味方に付けると、「ゴルフの神様」から認められてプロのようなスコアが期待できますが、それには多額のお賽銭=練習時間と費用が必要となります。


ほとんどのゴルファーは、「魔性の女神」の方に魅力を感じるから、「スコアの女神」から嫌われるのではないだろうかと思いました。


「ゴルフの神様」としては、コースに来たゴルファーには「魔性の女神」と「スコアの女神」の双方ともに仲良くしてもらいたいと思っているのでしょうが、来場したゴルファーはほとんどが魅力的に映る「魔性の女神」の方を見てしまうから、「スコアの女神」が臍を曲げてしまうのです。


元々は「ゴルフの神様」が正妻の「スコアの女神」以外に「魔性の女神」という魅力的な女神を侍らせているのが悪いのですが、それは神様らしからぬ人間的な「業」という「欲」から来ているのかもしれません。


スコアはホールアウトして初めて意識しますが、飛距離はティーショットする前から意識するし、同伴者よりまっすぐに飛ばしたいという「欲」も出てきます。
つまり、「魔性の女神」の方が先に表れるため、ゴルファーは誰でもそちらの方にしか目を向けず、結果的に正妻の「スコアの女神」をないがしろにしてしまう傾向が高いのです。


また一般的なゴルファーは「魔性の女神」に祈っていればスコアが良くなると錯覚していることも、「スコアの女神」を蔑ろにしてしまう原因の1つです。


「ゴルフの神様」は気まぐれで、普段はなにもせずにラウンドしているゴルファーを天から眺めているだけです。
しかし、ときどきちょっかいを出してきますが、機嫌が悪いとゴルファーの邪魔をし、機嫌が良いと助けてくれます。


「ゴルフの神様」の機嫌は正妻の「スコアの女神」の機嫌と同調していて、ゴルファーが「スコアの女神」を「魔性の女神」より大事に思ってくれているときに「スコアの女神」が機嫌よくしてくれています。
「ゴルフの神様」の機嫌が良いときは、曲げたショットが木に当たってもフェアウェーに出てくるということを時々起こしてくれます。


男性の「業」は、悪いことと思っていても「魔性の異性」に引かれるのは常であり、ワイドショーのネタは尽きないはずです。
もっとも、そんなことが出来るのも男性にそれなりの「魅力」が無ければならないようで、あいにくそんな「魅力」を持っていない場合には多額の「お金」が必要になるはずです。


そんなことにお金を使うなら、ラウンド費用に回したいほうが良いと思った朝のひと時でした。


今日の格言は「色気よりラウンド」です。