三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

驚くべきパター使用率の高さ

今日は冬場のラウンドにおけるクラブ選択とその傾向について改めて調べてみました。


一昨日のラウンドでのデータのみですが、阿蘇大津GCでは毎回ほぼ同じようなクラブ選択になっているはずです


まず全般的には、一昨日のラウンドはショットがそれなりに安定している感じを持っていて、パーオンも11回と好調でした。


自分の中でのパーオン目標は18ホール中の3分の1に当たる6ホールで、ここを2パットのパー、残り12ホール中半分の6ホールを寄せ1のパーとして半分の6ホールをボギーというスコア78を設定スコアにしています。


寄せ1がなかなか効かないのがイップス持ちの悩みですが、月曜・火曜・金曜と週に3回ラウンドした阿蘇大津GCではイップスは出なくても、スコア81・81・80と今一歩の壁が破れていません。
設定スコアに届かない原因はグリーン上のパットであり、その対策については前回に書いています。


使ったクラブごとの結果や傾向です。


まずドライバーはティーショットのみで使用し、その回数は13回でした。ここ阿蘇大津GCでは、ドライバーを使わないパー3以外は普段は全ホールでドライバーを持ちますが、一昨日は17番のティーがいつもより前方にあり、ドライバーだと左に突き抜ける恐れがあったため、23度UTを選択しました。
ドライバー13回のうち左ラフが3回、右ラフが4回、フェアウェーヒットが6回という結果です。


傾向として同じホールで同じような方向へ打つことが多く、そのほとんどは以前に反対側へOBや1ペナを打ったことがあるのでそれを避けるためです。
阿蘇大津GCの夏場のラフは長く手強いのですが、今の時期はラフでもそう大変ではないので、トラブル回避を優先した方向取りをしているので、このような結果が出ています。
大きく曲げてしまったミスらしいミスは、6番パー5の1打目で右の林の中で心配しましたが、セカンドで上手くリカバリできています。


次にUTは23度のみ使い、使用回数は6回でした。内訳は、ティーショットで2回、ロングホールのセカンドで4回というものです。
阿蘇大津GCのパー3は11番だけ200yと長いのが特徴です。ここは最近はUTを上手く使えてパーオンに成功しています。
パー5のセカンドでもほとんどミスなくヒット出来ていて、今のところ5Wや19度UTを使うより上手く打てるという自信があるため、基本的に距離を出したいときは23度UTを使うことが多いのです。


次はアイアンです。予想外にクラブが偏っているのが分かりますが、これはミドルホールの距離が同じようなものが多いという理由も一つにあります。


5Iは一度も使いませんでした。実は11番でUTとどちらを選択しようか迷いましたが、5Iだと力むだろうなと予測し、安全に打てるUTを選択しました。他のホールでは使う距離がなかったというのが理由です。


6Iはスタートホールの10番390yパー4のセカンドで1度だけ使いました。ここはティーショットを左ラフに曲げてしまい、残り距離がピンまで180yエッジまで160yでややアゲインストかなと思って通常使用する7Iから持ち替えました。
結果は手前にオンでしたが、ここは奥に突っ込むと止まらない場合があるため、安全に手前から攻める意識があります。


7Iは3回の使用でした。3回ともミスショットで、17番のセカンドでは左ラフから球を捕まえきれずにスライスし、3段グリーンの奥のピンに対して同じ段に上がる傾斜に落ちて2段目に戻ってしまい、結果的に3パットに繋げてしまいます。
1番ではフェアウェーからダフってグリーン手前のエッジにショートし、ここもパットでの寄せが予想に反して右に出て、結果的にボギーに繋げてしまいました。
8番では右ラフからダフリ、グリーン手前のバンカー脇のラフにショートしてしまいました。バンカーインを免れたのはラッキーで、ここは52度ウエッジで25yほどを上手く1mほどに寄せ、パーゲットでした。


8Iは4回の使用でした。
13番ではつま下がりから残り135yを右に外してボギーに繋げましたが、16番・2番・5番ではパーオンしてのパーゲットに繋げました。
特に2番では1.5mほどのバーディーチャンスに付けて、これはフェアウェーから残り130yを上手く抑えて打ったショットになりました。


9Iは6回の使用でアイアンでは1番多かった使用数です。パー3のティーショットで2回使ったことも多い理由ですが、3番のフェアウェーからのセカンドを右に吹かしたり18番の3打目を奥にオンさせたりとボギーに繋がるショットを打っています。
3番では残り115yのアゲインストでしたが、PWでしっかり打ってもよかったのかもしれません。引っ掛けたりショート目でもグリーン左からはアプローチが簡単なので、無理して距離合わせするより普通のショット選択の方がミスしたときのリカバリーが効いたはずです。
9番は残り115yでしたがピン奥でも仕方ないと思ってのショットで、PWだと風に戻されると凹みのラフになり、アプローチが難しいと思った選択なので結果は受け入れています。


次はPWですが、一昨日は一度も使っていませんでした。普段は100y以内はは52度とPWそれにパターの3本を持って行くのですが、52度を4回使っていてPWは選択しませんでした。
どうも最近気づいたことですが、冬場はフォーティーンのDJ-22は距離が落ちるような気がします。
感覚的には前に進まないというもので、ツアーBアイアンのPWと比較するとショート目になる場合が多く、次回からは80y以上の距離はPWを多用しようと思っています。


最後にパターです。一昨日のパット数は36でしたが、実際にパターを使ったのは43回にも上ります。
つまり7回もアプローチでパターを使ったのです。


その理由は、冬場のグリーン回りは芝が薄く荒れ気味なので、ウエッジを使うとザックリのミスが出やすく、それを恐れるとトップするミスも出てしまい、アプローチイップス持ちには辛い時期なのです。
「アプローチの達人」から、「冬場は転がすよう」にアドバイスされ、少々の段下からの寄せであってもパターで転がし上げる方法を最近は使っているため、これだけのパター使用数になっているのです。


つまり、スコア80の半分以上はパターでのプレーになっているという恐るべき実態が浮き彫りになりました。
ショットが安定しているからスコアも安定しているわけでなく、そう錯覚していたわけで、要はパターで安全にグリーン回りから寄せていたので安定したスコアになっていたのです。


実際は14本のクラブをバッグに入れていますが、使ったのは9本だけで、そのうち1本(5I)はたった1回の使用です。
使用頻度の高いと思っていた9番アイアンでさえも、6回しか使っておらず、これではショットが好調なんて判断できるはずもありません。


ほとんどパットパットゴルフの世界であり、これがゴルフと言えるのか微妙なところですが、本人は普通にラウンドしている感覚なのです。


ショット練習しなくても、それなりにスコアを纏めるためにはパター1本の練習さえしておけば十分で、それ以外はグリーンの傾斜などの読みさえしっかりできれば80切りは達成できるのかもしれません。


自分のゴルフの内容を調べてみると、ある意味、とんでもない結果が出てしまいました。
道理で練習場に行かないでも、それなりにスコアメイクが出来ていたんだという理由も分かりました。


結局、スコアメイクに必要だと分かったことは次のとおりです。


1 ドライバーショットはOBや1ペナを打たないよう、そこそこに飛んでくれるといいのです。(飛距離より方向性が重要!)


2 フェアウェーウッドは距離を欲張らず、パー5のホールでは3打目でグリーンが狙える距離まで運べる安定したクラブを持てば良いだけです。(FWは使用しないという選択もあり!)


3 アイアンはとりあえずグリーン周辺まで飛んで、バンカーインなどのトラブル回避ができれば良いのです。(乗せようと欲張るな!)


4 アプローチは恰好など気にせず、堂々とパターを使うべきです。(転がすアプローチが基本であることを忘れるな!)


5 パットは狙うのでなく、寄せるパットで十分です。