三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロはファイナルQTへ

来年度のLPGAツアーへの出場権をかけて、サードQTが東西2地区で開催され、応援しているB地区の小橋絵利子プロは、最終日3オーバー75とスコアを崩しましたが2日目までの貯金が効いて、通算1アンダーの4位でファイナルQTへの切符をゲットしました。


これで11月28日から同じ兵庫県の有馬カンツリー倶楽部で開催されるファイナルQTで上位を目指し、来年度のツアー優先出場権を確保するのが目標になります。
ファイナルQTは4日間の戦いになり、順位がそのままQTランキングに反映されるため、1打でもスコアロスをしないゴルフが求められます。


とりあえずは最大の難関であるサードQTを上位で通過したことは喜ばしいことですが、すぐ来週の水曜日から始めるファイナルQTに向けての調整を始める必要もあり、気が抜けない日々が続きます。


B地区の最終日は各選手のスコアが伸びず、アンダーパーをマークした選手がいませんでした。
そのため、カットラインは私の予想より1打多い7オーバーとなり、9人が同スコアで並びましたが、なんと人気選手の香妻琴乃プロがただ1人だけカットされてしまったようです。


 香妻プロは最終日に79を叩いたため、9人の同スコアの中で最終日のスコアが一番悪く、たまたま通過者が予想より少ない44人になった中での45位にランクされ、カットされてしまいました。
この結果、香妻プロは来年度のレギュラーツアーへは主催者推薦若しくはマンデーからの出場しか道がなく、主戦場はステップアップツアーになりそうです。
他にわずかな望みですが、ファイナルQT進出者の中に欠場者が出ると、次点の成績で繰り上げ出場の可能性もあり、たぶん現地でウェーティングすることになるはずです。


このほかB地区では、有望新人の新垣比菜プロがトップ通過し、同じく有望新人の勝みなみプロも安定したスコアでファイナルQTへの出場権を得ています。


初日トップスタートの池内絵梨藻プロは最終日もスコアを崩しましたが、ぎりぎりの7オーバー44位で通過を果たしました。
落ちた香妻プロとはトータルは同スコアで、最終日のスコアが1打上回っているだけという薄氷を踏むラウンドだったようです。


タラレバですが、香妻プロの2日目と3日目のスコアが変わっていれば、文句なしの通過になっていたのですが、この辺りは不運とも言えます。


また47位の河本結プロは、最終ホールでボギーを叩き、1打足らずにカットされましたが、もしパーだったら文句なしに通過出来ていたのです。
この場合は池内プロがカットされることになったわけで、最終ホールのたった1打が運命を大きく分けてしまいました。


同じように49位の東葵プロも最終ホールでダボを叩き1打足らずにカットされたのですが、もしダボではなくボギーで凌げていたら、問題なく通過できていました。


ゴルフには運も必要で、ほんのわずかの差が将来には大きな差になることもあり、日の目を見ずに消えていった有望選手がこれまでもたくさんいるのです。


小橋プロもファイナルQTでは、よりレベルの高い戦いになり、同スコアで並ぶケースも考えられます。
最終日の最終ホールのスコア如何で順位が変わるケースも考えられ、最後まで慎重なプレーが求められます。
でもきっと小橋プロだったら、ファイナルQTでも頑張ってくれるものと信じています。


頑張れ!小橋絵利子プロ!