三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

予想通りの90叩き

今日はネットサークルのメンバーと高遊原CCに行ってきました。
当初は4人だけのようでしたが、2人ほど追加希望があり、結果的には7人でのラウンドになりました。


サークルの掲示板に追加者の名前が書いてなかったので、たぶん彼かなと思っていたら見事に当たりました。


その彼はゴルフショップに勤めていて、私のアイアンやドライバーを世話してくれたクラブフィッターです。
同じゴルフサークルに入っていた女性と結婚し、その後は「自分だけゴルフに行くと嫁さんから文句を言われるから、掲示板などには書かないで!」と頼まれている方です。


50歳前後ですが、ゴルフの指導員の資格も取ったようで、飛距離は半端なく、プロのようにきれいなスイングの持ち主です。
その彼と一緒に来たのが、まもなく21歳になるというインストラクターの男性です。
プロテストを目指していて、今はインストラクターとして、とあるゴルフ教室に勤めているとのことでした。


フィッターの彼が、その若者の飛距離を「半端ないからスイングを見ないようにしている。」というほどですが、朝の練習グリーンでアプローチ練習が一緒になり、若いのに上手いな~と思っていた若者でした。


参加者が7人だったので3人組と4人組に分かれますが、なんと主催者の陰謀で「アスリート組にしましたよ!」と言われ、フィッターとインストラクターとの3人でのラウンドになりました。


もちろんバックティー使用で、「シニアはバックティーからラウンドすることはないからレギュラーティーからでいい?」と聞きましたが、「ダメ!」と却下されます。


後続組には40歳代のアスリートを目指す男性もいるので、「代わろう!」と声を掛けましたが、やはり却下されます。
仕方なく、飛ばし屋の彼らと回ることにしました。

(高遊原CCが苦手な理由は、曲げたら木々からブロックされるため)


1番パー4のティーでフィッターの彼から「先に打った方がいいですよ。彼の後だと大変だから。」と言われ、それはそうだと思って先に打たせてもらいました。
思いがけずドライバーショットが当たりますが、落下位置が見えず、後続組が「ラフまで行った」と言ったので、てっきりラフにあると思っていました。


3人が打ち終わり、手前のラフの球が自分の球だと思って、セカンドは100yの打ち上げだったので9IとPWを持ってカートから降りて行きました。
しかし、ラフの球はUTで打ったインストラクターの球で、私の球は残り80yのフェアウェーだったのです。
PWでは大きすぎましたが、カート道路が上の方にあり、クラブを替えに行くのが面倒と、そのまま打って奥の傾斜に打ち込んでしまいます。
2人はパーオンしてバーディーパットでしたが、傾斜からの寄せは止まらず、左エッジからの寄せも1mでどうにかこれを入れてボギースタートでした。


今日は前半は途中まで「ボギーなゴルフ」を実践出来ましたが、7番パー4で右の林に入れ、フェアウェーに出そうとした球が上手く出ず、3打目で出して4オンでした。
これまでグリーンが速かったのですが、ここは上りと読んで打った8mのボギーパットはカップを過ぎても止まらず、2mもオーバーして返しも外すトリプルを打ってしまいます。


これで次の8番パー4でのドライバーショットを力んでしまい、チョロ気味な当たりで距離が出ません。
仕方なく見えないフェアウェーにUTで打って3打目でグリーンを狙えるかなと思って球のところに行ったら、なんとフェアウェー真ん中の木の手前でした。
この辺りもコースを覚えていないツケが来たのですが、ここ高遊原はこんな罠があり、フェアじゃないと思っているコースなのです。


残り150yでしたが、真っすぐにグリーンは狙えず木の左からスライスで打とうと5Iで打ちましたが、木の枝に当たってしまい、大きく左に跳ねてしまいます。
林の中で前方に木があり、グリーン方向には打てなかったのでいったんフェアウェーに出して、52度でグリーン手前に5オンしました。
8mのダボパットは、大きく左に切れ、1.3mのトリプルパットも入らない4オーバーの8というスコアになってしまいます。


高遊原のいくつかのホールにはフェアウェーに大木があったりして、真ん中にナイスショットしたと思っても木がブロックするという罠があるのですが、それにハマってしまいました。


2ホールで一気に7オーバーとなり、前半はパーはロングホールの2個だけで、5ボギー+7オーバーの12オーバー48というスコアになってしまいました。


高遊原は昨日、九州ゴルフ連盟の大会があったばかりで、異様にグリーンが速く、上りだろうと思わぬオーバーが出て、同組のフィッターの彼も3パットを量産していました。
インストラクターもかなり手こずってはいましたが、ピンチも寄せ1のパーやボギーで凌いだりして上手くスコアは纏めていたようです。


昼食休憩の後、後半のスタートです。

 

(10番のティーから。正面のバンカーに打ち込んだ。)


10番パー5は1打目が右のバンカーに入り、刻んで残した3打目で距離を間違えて打ってしまいます。
高遊原CCは2グリーンですが、ショットナビ・ネオはその場合は左右に距離表示になります。
しかしモードを知らぬ間に押してしまっていて、メイングリーンの表示だけに変わっていたようです。
表示がグリーン奥まで127yと出てピン位置は奥だったのでPWで打ったら、手応えバッチリだったのに奥に球が跳ねてしまいます。
グリーンに上って確認したら、今日はサブグリーンで距離表示は20y奥のメイングリーンまでを表示していたようです。
せっかくパーチャンスを距離間違いでボギーにしての後半スタートでした。


フィッターの彼は見事なアプローチでバーディーを取り、2オンを狙って木に当てたインストラクターもパーセーブでした。


11番パー4ではやっとフェアウェーに打てたのに、セカンドの6Iでダフってしまいます。
練習場で打ってないツケで、いつもはあまり5Iで6Iを使う機会がないのですが、久しぶりにフェアウェーから打つとどうも当たりません。
ここは上手く3打目をピン横2mに付けましたが、パーパットは入らずのボギーでした。


12番パー3は190yほどでグリーンの左手前は池という難しいホールでしたが、ここは久しぶりのパーオンで、ビビッて距離合わせした2パットのパーでした。


しかし13番パー4で右のラフに打ち込み、6Iでのショットは左のグリーンではなく右のグリーンに乗ってしまいます。
ドロップしての40yほどのバンカー越えのアプローチは、グリーンの速さを考えすぎ、手前のラフに落としてしまいます。
ラフからのアプローチも寄らず、ボギーパットも入らずのダボを打ってしまいます。


高遊原の14番から3連続の400y超えのミドルホールが苦手なので、この先どうなるのだろうと100叩きも覚悟しました。
しかし14番パー4はドライバーが当たりフェアウェーからPWで右に外し、寄せてパー、15番パー4もフェアウェーから7Iで右に外し寄せ1のパー、16番パー4もフェアウェーから8Iで2オンしてパーとします。
ドライバーショットが当たって距離も出て、同伴者の2人をオーバードライブする場面も多く、「飛びますね~」と言われてしまいました。


難関の3ホールをパーで凌いで気が緩んだのか、続く17番パー3でやってしまいます。
ここは何となく構えづらいホールで、5Iでのショットは当たらずに右に飛びOBになってしまいます。
打ち直しは23度UTを使いましたが、また右に出て今度は木に当たりどうにかセーフでした。
52度でピンの手前にオンし、2パットのトリプルになってしまいました。


最終18番パー5はドライバーが当たり、一番飛んでフェアウェーでした。
残り距離は打ち上げの150yで2オンのチャンスでしたが、セカンドをやはりダフリ手前のバンカーインでした。
バンカーショットはピン奥3mでしたが、バーディーパットはわずかに左に外し、パーに終わります。
結局、後半も2ボギー、1ダボ、1トリプルの7オーバー43となり、通算は91と久しぶりの90オーバーを叩いてしまいました。


今日の90叩きの原因は、アイアンショットの不調と距離間違いです。
先日の菊池ではショットナビの距離が不正確でのミスがありましたが、今日は1番でクラブを取り換えに行く手間を惜しんだミスで1打ロスし、10番では
2グリーンの確認を間違えるミスで大オーバーするミスで1打ロスをしています。
途中からドライバーショットが当たりだしたのに、フェアウェーからダフるミスばかり出てしまい、せっかくの好ショットが生かせない展開でした。


アプローチも良くなく、グリーンに乗ったら3パットをする恐れから途中からはパットも打てなくもなりました。


唯一、良さげだったのは、ドライバーショットが当たれば2人にそう引けを取らなかったことです。
フィッターの彼から「やはりゼクシオは飛ぶ~!」と感心されるし、インストラクターの若者からも「飛びますね!」と褒められました。


ただ、力んで2回はチョロっぽいショットがあったり、大きく右に打ったこともあり、力まないで打つことの大事さは再確認しました。
しかし、目の前ですごい当たりを目にすると、やはり力むなというほうが無理なのです。
この辺りはまだまだ修行が足りないなと思った今日のラウンドでした。