三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ステップアップツアー最終戦結果速報

LPGAステップアップツアー最終戦「京都レディースオープン」は、激しい首位争いの結果、通算7アンダーで野澤真央プロがステップアップツアー今季3勝目を挙げました。


途中、野澤プロと豊永志帆プロが6アンダーでの首位争いの中に、14番パー5で同組でそれぞれイーグルを取った若手の新垣比奈プロと高校生の小倉彩愛アマが4アンダーと3アンダーで追い上げるという面白い展開でしたが、15番で野澤プロが左のラフからナイスショットでピンに絡め、バーディーを取って単独首位に躍り出ます。


17番パー4で豊永プロがボギーを叩き、野澤プロと2打差が付いてしまい、ここでほぼ勝負あったという感でした。


後続の野澤プロは17番のティーショットで暫定球を打つという場面もありましたが、このホールも見事なリカバリーでパーセーブし、18番は2mのバーディーパットを外すという惜しい場面もありましたが、2位に2打差を付け、見事に優勝を飾りました。


豊永プロは最終ホールで3mのバーディーチャンスを迎えましたが、手が動かずに上手くヒットできずショートしてしまいます。
2位タイには入ったけど、このパットの打ち方がイップスに繋がるものでちょっと心配です。


高校生の小倉アマは16番パー3でバンカーに入れ、パーパットをカップに蹴られるボギーとして首位争いを脱落し、最終ホールでもボギーを叩いて5位タイから一気に9位タイまで順位を落としてしまいました。
1打で大きく順位が変わるプロトーナメントの怖さを実感できたと思います。


同組の篠原まりあプロと新垣プロの3位争いは、最終ホールでバーディーパットを決めた新垣プロが豊永プロに追いつき2位タイに入り、決めきれなかった篠原プロが単独4位となり明暗を分けましたが、篠原プロは単独4位の賞金額加算で賞金ランキング10位内に滑り込み、セカンドQT免除の資格を得ることができました。。


この試合の結果、注目の賞金ランキング1位は谷河枝里子プロが獲得し、次年度のレギュラーツアー参戦権を得ています。


サードQT免除の資格を与えられる賞金ランキング5位以内には、惜しくも賞金女王争いで敗れた福山恵梨プロが2位、この試合で優勝した野澤真央プロが3位、この試合欠場の鈴木麻綾プロが4位、そしてこの試合優勝争いの結果惜しくも2位タイになった豊永志帆プロが5位に入りました。


最終日、悲喜こもごもの選手たちでしたが、1年間の戦いを終えてもホッとする間もなく、すぐにQTの戦いに臨むことになります。
来年度のレギュラーツアーの出場数を決めるファイナルQTに向けて、全ての選手が悔いを残さないよう、精一杯頑張ってほしいものです。


最後に、今年から3日間トーナメントが増えたステップアップツアーですが、最終戦こそ3日間トーナメントで開催してほしいものです。
たった1日違いですが、レギュラーツアーが3日間もしくは4日間というレギュレーションである以上、選手それぞれ様々な思惑で挑む最終戦こそ、3日間トーナメントで戦ってほしいというのは贅沢な望みなのでしょうか?