三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

賞金女王決定(ステップアップツアー)

LPGAステップアップツアー最終戦(第21戦)京都レディースオープンは、昨日から今日にかけ京都府の城陽カントリー倶楽部東コースで開催されています。


現在、首位は後半のインに入る辺りで、4アンダーで篠原まりあプロと野澤真央プロが最終組で激しく争っています。


注目の賞金女王争いは、1位の谷河枝里子プロと2位の福山恵梨プロがそれぞれ調子が上がらず、谷河プロが通算5オーバーで48位タイ、福山プロが7オーバー72位タイで競技を終了しています。


この結果、谷河プロが今年度のLPGAステップアップツアーLPGAの賞金女王となり、来年度のLPGAレギュラーツアーのシード権を獲得しました。


賞金女王争いに決着が付き、残るは賞金ランキング5位以内を巡る攻防です。


賞金ランキング2位~5位までの選手にはサードQT(クオリファイトーナメント)免除という資格が与えられるため、最悪でも来年度のステップアップツアー参戦資格は得られます。


現在2位以下は、3位鈴木麻綾プロ、4位野澤真央プロの順でこの2人はこの試合の結果で順位の変動はありますが、5位以下に落ちることはなく、サードQT免除が決定しています。


現在5位の豊永志帆プロは9,138,790円という獲得金額ですが、6位の木村彩子プロとは110万円余りの差でしたので、この試合の結果次第では分からないところでした。
しかし、豊永プロが現在3アンダーで3位タイにつけているのに対し、木村プロは73位タイで終了したため、豊永プロの5位はほぼ確定したようです。


選手たちの目標は、レギュラーツアー参戦なので、その出場権が無い選手たちが出場枠を巡って争うQTでは、できるだけファイナルQTからの出場が理想的です。


QTはいわば予選会とでもいうもので、ファーストQTからセカンドQT、サードQTそしてファイナルQTと続き、ファイナルQTの順位でレギュラーツアーの参戦数が決定します。
段階ごとに参加資格が定められ、ファイナルQTまで進めない選手には来年度のレギュラーツアーやステップアップツアーの参戦資格は原則として得られません。(主催者推薦枠での出場という道はある。)


ステップアップツアー優勝者にはセカンドQT免除という資格が与えられていますが、すでにその資格を得ている豊永プロにとって、より条件の良いサードQT免除という資格は、次年度のレギュラーツアー参戦に向けて期待が持てる結果になりました。


この記事を書いている最中に、豊永プロは5アンダーとして首位に躍り出ています。
サードQT免除に合わせ、ステップアップ2勝目を果たすことで、ファイナルQTに向けて良い状態で挑むことになれるか、今後の京都レディースオープンの見どころです。