三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ステップアップツアーの結果速報

LPGAステップアップツアー第20戦「日台交流うどん県レディース」は香川県の満濃ヒルズカントリークラブで最終日が行われ、今年のプロテスト合格組である新人の吉本ひかるプロが通算8アンダーで2位に3打差を付ける圧勝劇でプロ初優勝(昨年アマチュア優勝あり)を果たしました。


2位には昨日までトップタイだった豊永志帆プロが入り、2位の賞金を加算することで賞金ランキング5位以内に入ってきて、サードQT免除に向けての絶好の位置になりました。
しかし3人ほどが5位の座を巡ってしのぎを削っていて、最終戦に向けてまだ安心はできない争いです。


注目の賞金ランキング2位の福山恵梨プロは、後半の17番でダボを打つなどインで4オーバーと崩れ、通算1アンダーの6位タイとなり、賞金ランキング1位でこの試合は予選落ちしている谷河枝里子プロとの差をわずかしか縮めることができませんでした。


福山プロにとっては谷河プロとの賞金額差約150万円を縮める絶好のチャンスで、単独2位に入ればほぼ並ぶ状況でしたが、後半の失速で賞金額は60万円ほどしか加算できず、最終戦では谷河プロより上位でなおかつ95万円以上差を付けなければならないというかなり追い込まれた状況になっています。
(この試合の賞金金額の配分はまだ未定です。)


このほか注目の選手である台湾のクォ アイチェン選手は、前半のアウトで40と苦戦し後半は36と纏めましたが、通算3オーバーで23位タイという成績に終わっています。


今日の満濃ヒルズカントリークラブは激しい雨と強風でスコアを崩す選手が続出し、アンダーパーでラウンドしたのは5人だけという厳しい条件でした。
温暖な台湾から出場の選手たちにはかなり厳しいコースコンデションでしたが、クォ アイチェン選手は台湾勢の中ではトップの成績であり、できればもう少しコースコンデションの良い中でラウンドしてほしかったというところです。


いよいよ今週19日~20日が最終戦の「京都レディースオープン」です。
最終戦は2日間トーナメントで賞金額も優勝賞金270万円と3日間トーナメントと比べると少なく、果たして賞金女王争いにどんな影響を与えるのでしょうか?


それと共に、ランキング5位以内を巡る争いもまた熾烈を極め、最終戦まで目が離せない状況です。