三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロ最終日伸ばせず

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントの最終日は、小橋絵利子プロはスコアを伸ばせず、最終日1オーバーとし、通算2オーバーで36位タイで終わりました。


最終日は、前半のインを1バーディー2ボギーの37、後半のアウトは2バーディー2ボギーのイーブンとなっています。
1日目が1バーディー1ボギーの出入りの少ないスコアでしたが、さすがに最終日は攻めたのかもしれません。


しかし、スタートの10番でボギーが来て、以降は14番のバーディーで取り返すも17番でまたボギー先行になり、後半のアウト2番でバーディーで再度取り戻しますが、2日間ボギーの6番でまたボギーとなり、7番でも連続ボギーを打ってしまいます。


8番でバーディーを取るも遅すぎという展開で、最終日は1オーバーで終わってしまいます。
通算は36位タイで賞金額392,000円を加算しますが、賞金ランクは1つダウンしてしまい、65位に後退してしましました。


小橋プロのゴルフはいわゆるステディーなゴルフで、ボギーもバーディーもあまり出ない代わりにスコアは大きく崩さないというゴルフが本来の持ち味のようです。


しかし、スコアを伸ばさなければならない条件下で、攻めた結果が3バーディーを取るも4ボギーを叩いて、結果的にはスコアを崩しています。
バーディーを取る力はあるのだから、要はいかにボギーを叩かないかが勝負の分かれ目です。


年度別の記録を見ても、もちろん賞金額は昨年より上ですが、平均ストロークが昨年の73.3824が今年は73.1110と若干上がっています。
現在の賞金ランキング50位の選手の平均ストロークを調べてみると、73.2022になっています。


つまり小橋プロの方がわずかですが、平均ストロークは良いわけで、賞金ランキングで大きく差を付けられている理由は、その選手はある1試合で単独2位となっているからです。
そのときの単独2位の賞金額は800万円以上ありますが、今回のミヤギ杯の2位賞金は626万円となっていて、賞金額の大きな大会でいかに上位に入れるかが今後のポイントになります。


その大きな大会がすぐに迫っています。28日から千葉県の安孫子GCで開催される日本女子オープンは公式戦でもあり、賞金総額はミヤギ杯の7千万円に対して倍の1億4千万円になります。
まだ出場予定選手欄に小橋プロの名前はありませんが、これまでの公式戦にも出場できているので、たぶん出場できるはずです。


残り8試合には、賞金総額1.8億円のマスターズGCレディスや賞金総額がそれぞれ1億円の伊藤園レディスやエリエール女子オープンもあります。
しかしTOTOジャパンクラッシックのように、賞金ランキング35位までの選手しか出場できない試合もあり、実質は7試合といってもよいでしょう。


ただし、高額賞金の大会で上位に入り、賞金ランキングが一気に30位内に入れば、ジャパンクラッシックや最終戦のリコーカップにも出場が可能なのです。


ここまで来た以上、一発勝負にかけるのもありだと思います。
高額賞金大会で、ベスト3以内に入れれば一気に賞金ランキングも跳ね上がります。


一発勝負と言っても、特に変わったゴルフをすることはないのです。
これまでの持ち味のゴルフを展開し、毎日ノーボギーで凌ぎ2バーディーを取ることができれば、3日間で6アンダー、4日間で8アンダーという計算になります。


公式戦はコースセッチングが難しくなり、攻めのゴルフより守りのゴルフが求められ、その点では小橋プロに合ったスコア展開になることでしょう。
昨年はアマチュアが優勝した日本女子オープンなので、小橋プロにも十分チャンスがあるはずです。


あと残り数試合を上位で戦って、テレビでも取り上げてもらえるようになってほしいな。