三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

スコアの付け方

とあるゴルフブロガーの記事に、前半と後半のスコア差が大きいのでその対策として9ホールを1ラウンドとして考えるような手立てが書いてありました。


もちろんゴルフのメンタル対策で、これが良い結果を生めばそれはそれでいいのでしょうが、もう少し短いホール数で考えてみたらとも思います。


私が以前コーチから教えられたのは、「3ホールごとにスコアを考えなさい。」というものです。
その頃は90切りがなかなかできなかった時期ですが、18ホールを6つに区切り(6ユニットとする)、3ホール(1ユニット)のスコア合計をできるだけ3オーバーで回るようにするというものです。


1ユニットが3オーバーだったら、×6=18オーバーでスコアは90になります。
つまり3ホールで1つでもパーが取れると、90切りが可能なスコアになり、他のユニット時に1打余裕が出ることになります。


ゴルフは無理にスコアを取りに行くと、しっぺ返しがくるのが通例で、終わったことは終わったこととしてリセットすることが大事です。


だんだんと上達してくると、1ユニットで2オーバーが目標になります。
2オーバーだと×6=12オーバーとなり、84というスコアになります。


現在は、1ユニットで1オーバーを目標にしていますが、これだと上手くいったとして×6=6オーバーの78という計算になります。


1ユニットで3オーバーは、アベレージゴルファーにとってやってやれないスコアではなく、そんなに難しい設定ではないと思います。


この3ホール区切りのスコアを考えるメリットは、ダボやトリプルを叩いてもそのユニット内のこととして考えられることです。


トリプルを叩いたとしても残りの2ホールがパーで凌げれば、結果は目標通りであり、無理して取り戻そうと考えなくなります。
例え、トリプルの後がボギーボギーであっても、単に目標より2打多かったと思えることで、リセットして残りのユニットで目標を目指せます。


例えば1ユニット1オーバーと設定しても、最初のうちは1ユニットか2ユニットくらいしか達成できません。
しかし、調子が良い時は、それが3ユニットになったり5ユニットになったりします。


このユニット単位でスコアを考えることは、余計な冒険をしなくなることにも効果があります。
スコアを崩せば、どうしても今日は練習だからと無理なことをしてしまいがちで、結果的にそれが100切りや90切りを達成できなかった要因になることは誰でも経験があるはずです。


ゴルフには「3」という数字が微妙に関係しているようです。パー72は3の倍数だし、ホール数18も3の倍数です。
パー3の「3」はパーとなり、パー4の「3」はバーディー、パー5の「3」がイーグルとなって出せないスコアではありません。
もっともイーグルより、トリプルボギーの方がより身近かもしれませんがね。