三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

先輩ゴルファーの名言(迷言?)

今週は月曜日に熊本南CC、火曜日と水曜日に阿蘇大津GC、木曜日が阿蘇グランビィリオホテルゴルフ場と4連チャンのラウンドでした。
スコアは79・84・81・77とショットが好調な割にイマイチな結果でしたが、結果が伴わない原因はパターの不調でした。


来週も月曜日から木曜日までラウンドが決定していましたが、火曜日のラウンドにキャンセルが出てしまいました。
来週のプランは「2人目まで無料」プランだったので、すぐに2人の予約が埋まり、開催見込みだったのです。
しかし、昨夜になってキャンセルがあったので、このままではほぼ間違いなく不開催になってしまいます。


残念ながらすでに「2人目まで無料」プランの募集時期は過ぎていて、ネット上では「1人目無料」プランに変わっていました。
これでは成立する見込みはなくなったのです。


キャンセルしたのは大分のゴルファーのようで、はっきり言って迷惑です。2人目に入っていなければ、誰かがすぐに入ってきたはずで、枠を抑えるだけ抑えて時期が過ぎてキャンセルするなど、せっかくのキャンペーン企画を潰すようなものです。


予約したからには、都合をつけるのがマナーだと思います。最初から「1人目無料」プランや通常のプランであれば、自由にキャンセルするのは問題ないと思います。
しかし、期間限定の「2人目まで無慮」プランに応募して2人目枠を押さえておいて数日前にキャンセルするのは無責任だと思います。


それは「2人目まで無料」であれば、ラウンドしたいと希望するゴルファーはたくさんいたはずで、キャンペーン期間中のキャンセルならすぐに枠は埋まってしまっていたはずです。


キャンセルがあったのが5日前なので、病気などの理由とは思えません。体調が悪くなったのであれば直前のキャンセルも仕方ないと理解できます。


今回の場合は、都合を考えないままとりあえず枠を抑えたという典型で、いつもだったら許されることでも、今回のような特別な場合は他人に迷惑をかけてしまいます。
同伴者の私はもちろんラウンドできなくなるので迷惑を被りますが、誰か無料だったらラウンドしたいと思う別のゴルファーもきっといたはずです。
そんなゴルファーにまで迷惑をかけているのです。


こんなゴルファーはラウンドの際でも自分勝手で回りが見えないゴルファーではないのかと感じます。


指宿のチャンピオンは今年68歳になるはずです。ゴルフが大好きで、7月初めに北海道で5連チャンした際は、「ゴルフは仕事だから」と言っていました。
もちろんプロではないので、本当の仕事ではないのですが、仕事と同じように取り組んでいるという意味だと感じました。
仕事であれば、ラウンドするのは当たり前で、きついから止めるとかの意識は働かないとのことです。


ゴルフは個人の遊びですが、周りにはたくさんの人がいる遊びです。自分だけ楽しければよいというものではありません。


朝早くからコース整備をする人たちがいるから奇麗なコースでラウンドできるわけですし、早朝からフロントに立つ人たちがいるから早朝に来場してもチェックインできるのです。
ラウンド中には、レストランで我々のための食事を準備したり、ラウンド後に気持ちよく汗を流すためのお風呂を清掃している人々がいます。


トイレの洗面台が汚れないのも、定期的に清掃される方々がいるおかげです。
彼ら彼女らは仕事なのである意味当然ですが、我々ゴルファー側も「仕事」という意識で取り組むと、これまで見えなかった部分も見えてくるかもしれません。
ビジネスの同僚や取引先の相手に、そんな行為が許されるのかと自問すればよいのです。


信用を無くせば、ビジネスの世界では致命的だと分かります。
取引先の受付で嫌われるような相手とは、取引したくはないはずです。
同僚の動きを邪魔するような行動は、慎まなければなりません。
会社人としての自分の行動は会社を代表するもので、責任が伴います。


普段は立派なビジネスマンがゴルフ場に来ると周りが見えない愚か者になりがちです。
遊びだろうとビジネスだろうと、周りに配慮を持つことの大事さが分かっているかいないかの違いで、そのゴルファーのレベルが違ってくるのです。


ゴルファーに勘違いされることの一つに、スコアが良いのが立派なゴルファーだという認識です。
本当は、周りに迷惑をかけないスマートに行動できるゴルファーが立派なゴルファーなのです。


昨日、一昨日と前組に回りが全く見えない4人組がいました。彼らはビジネスシーンでも同様な気が効かない人たちなのでしょうか?