九州に帰って来た
小樽港を夜中の23時半に出航する新日本海フェリーに乗り、翌日の夜21時過ぎに舞鶴港に着きました。
車に乗ってナビを設定しようとすると、何を間違ったのかナビが小樽市内を表示しています。
何度も現在地を押しても変わらず、自宅に帰るを設定すると小樽からの道順を示す有様です。
仕方なくスマホのアプリで設定してると、いつの間にか舞鶴市を表示していましたが、10分以上表示が変わらなかったのはなぜなんでしょう?
話は元に戻りますが、フェリーは快適そのものです。
夏旅GOGO割を使えば、通常の料金に3千円ほど加算してツインの個室を使えることが出来ます。
バストイレは付いてませんが、人目を気にせず裸で寝転んでいてもいいし、鍵付きの個室なので荷物の管理も安心です。
フェリーそのものは時速50キロほどで海上を滑るように滑走します。
小樽から舞鶴まで約千キロ余りを21時間で走りきるのです。
1万6千トンもの船が時速50キロで海上を走るなんて、昔の船しか知らないおじさんにとっては驚き以外にありません。
もし次に北海道に行く機会があるなら、迷わず新日本海フェリーを利用すると思いました。
夏旅GOGO割のおかげか、船内には年配者が多く見られます。
乗っている車も、キャンピングカーもあれば軽自動車もあり、バイクもたくさん乗っていました。
時間に余裕のあるシニア層の楽しみ方がいろいろあるようです。
北海道を回っているとやはり熊本ナンバーは珍しいのか、何度か話しかけられました。
ゴルフ旅と答えたら、優雅ですねってほとんど言われます。
それらの人たちで多かった目的は、まず第一が登山です。
北海道は7月でも山頂に雪が残っていて、手つかずの自然も味わえ、シニア層には人気の場所のようです。
ただ屈斜路湖のコタンの湯で会った方は、単独で登山しているとのことで、家族からはやめてほしいと言われてると言ってました。
また別の人は、知床の山で熊に遭遇したとも言ってました。
九州の山とは違い、北海道の山には危険がいっぱいで、短い日程で無理な登山計画を立て、気楽な考えで入山する経験の浅いシニア層が少なからずいるようです。
登山は命に関わる趣味であり、北海道の山は舐めてかかると大変です。
その点、ゴルフは熱中症に気をつけるくらいで、安全な趣味だと言えます。
そんなこんなを思い返していたら、夜が明ける頃には九州に入っていました。
高速道路を利用すると早くて便利ですが、途中で気楽に立ち寄ったりが出来ないのが難点です。
同じような光景が続き、どこを走ってるのか分からなくなります。
北海道も暑かったけど、やはり九州の暑さは本格的です。
梅雨明けしたのか、入道雲も見えて本格的な夏到来といった感じです。
出発の時は寒いからと冬の服装を数着持って行きましたが、結局はほとんど着ずじまいでした。
車中泊の時はパソコンが使えず、スコアの集計はパソコン利用でしたが、一度もアップできず、それどころかスコアカードも無くなっているようです。
帰ってから、スコアカードを探して後半のゴルフ旅のスコア集計をできるだけしなければと思っています。
あと50キロほどで熊本着まで来ました。
長い旅もとりあえず終わりに近づきました。