三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

早起きのゴルファー達

いよいよ北海道滞在も今日までになってしまいました。


岩見沢の住宅を6月29日に出てからは、まず稚内を目指して北上し、流離のゴルファーと合流して車中泊を繰り返しながらノースバレーCCを皮切りに、南宗谷GC、上湧別ゴルフ場と戦ってきました。


上士幌ゴルフ場からは指宿のチャンピオンも合流して連日の36Hの戦いを行い、その後は場所を移して北海道クラシックGCでの36H、南幌リバーサイドGC、岩見沢雉が森GCと暑い中の連日の勝負を繰り広げました。


お二人との勝負はスクラッチで始まりましたが、雉が森GCの最終戦で勝利し、勝ち負けでハンディが1つずつ増減するシステムですが、流離のゴルファーには8打、指宿のチャンピオンには3打のハンディを与える結果になりました。


当初は2人と別れた10日からは苫小牧へ1人で移動し、千歳空港周辺のゴルフ銀座で4日間ラウンドして最終日を迎えようと考えていました。


ところがこの時期として93年ぶりに北海道は猛暑に見舞われてしまいます。
暑さに弱い私は、35度という暑さの中で戦った帯広の北海道クラシックGCでの36Hのラウンドの疲れが抜けず、苫小牧への移動を諦め、連日岩見沢の自遊空間に篭ってしまいます。


自遊空間は平日だと3時間520円で滞在でき、10時から15時の間であれば108円でランチが食べられるのです。
空調の効いた中で、好きなゴルゴ13のコミックを見たり、無料のソフトドリンクを飲んだりしてとうとう4日間も過ごしてしまいました。


日中の外は35度の猛暑日になっていましたが、自遊空間の中にいると猛暑の影響もなく、9時から18時まで暑さを避けてマンガに没頭できました。


平日の館内は、利用者の年齢は高そうで、暑さを避けようと年配者の姿が多く見られたのは、岩見沢ルート12店が平日のシニア割を採用しているためのようです。


そのまま深夜パックを利用して自遊空間で泊まってもよかったのですが、15キロほど離れた夜は新篠津村に移動し、タップの湯で入浴して車中泊しました。


寝るだけなら車中泊の方が費用もかからないし、温泉施設の駐車場には車中泊している車もたくさんいて心強いのです。


ただ寝る際は混雑する道の駅駐車場を避け、隣のニューしのつゴルフ場の駐車場で車中泊しました。
こちらにも屋外にトイレがあり、週末はキャンプ場の客で満員になりますが、平日はほとんど車が停まってなく、道の駅の駐車場より静かに眠ることができます。


しかし、場所をクラブハウスから遠目に停めないと早朝(熊本でいえば深夜)から騒がしくなります。


北海道は冬の期間が長く、ゴルフが出来ないため、北海道のゴルフシーズンは熊本に比べると半分ほどです。
その代わり、九州より緯度が高いため、夏の間は夜明けが早く、3時半には明るくなってきます。


当初、楽天の1人予約に安いプランがあり、よく見たら朝の4時スタートとあり驚きました。
しかし、今の時期だと4時だったら十分明るくなっていて、全く問題がないのです。


ニューしのつゴルフ場の駐車場で車中泊していると、3時半過ぎからゴルファーの車が続々とやってきます。
平日は1人で手引きカートや立ち乗りカートでのラウンドになりますが、4時からだと7時過ぎには18Hを回り切れ、その後に出勤するという離れ業も可能なのです。


スループレーが当たり前の北海道ゴルフは、ハーフでの休憩がないぶん、時間がかからないというメリットがあります。


短いゴルフシーズンを楽しむためには、夜明けが早くて日没まで長いという特性を生かした早朝プレーが当たり前のように行われている北海道のゴルフに、短いゴルフシーズンを2倍も3倍にも使おうという道民の知恵を感じました。


きっとスループレーも4時前から19時過ぎまでラウンド可能という夏の期間の特性を生かして、できるだけ多くのラウンドをしたいという思いから始まったものかもしれません。
やろうと思えば、早朝、午前、午後、薄暮と4ラウンドは出来るのですから(^^)