三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

三度目の正直:美唄コース後半


そのままスルーで東コースに移動します。前々組には若者3人組がいますが、前組には1人でラウンドされてる人がいて、バックティーから回っていました。
こちらも、なかなかお上手な方で安定性のあるゴルフをされています。
どうしても前が詰まり、バックティーで待っているのを近くで見る機会が多く、生半可なゴルファーだと力んだりするものですが、我々2人が見ている前でも力感のない大きなスイングで飛ばされていました。


東コース1番352yパー4はやや左曲がりのミドルです。ここはドライバーショットが右ラフに入り、8Iで右奥に打ち込んでしまいます。
ラフが粘っこいのは分かっていたはずなのに、10yのアプローチは芝に負けてショートし、4mのパーパットもショートしてボギーになりました。


2番458yパー5は、セカンドから左にグリーンまで池が続くロングです。
ここもドライバーショットが左目に飛び、ラフでした。23度UTで引っかかって池ポチャにならないようかなり右を向いてしまってのショットは、真っすぐコースを突き抜けて1番との境のラフまで飛んでしまいます。
幸い、飛びすぎたおかげで前の木がスタイミーにならず、52度で上手く打てたと思ったら、ピンにガシャっと当たってしまいます。
そのまま真下に落ちればバーディーチャンスでしたが、大きく奥に跳ねたようで10m離れた位置にオンしていました。
ここはどうにか2パットで凌ぎ、パーゲットでしたが、左に右に曲げてのパーは嬉し恥ずかしの心境です。


3番357yパー4はドライバーショットがやっと真っすぐに飛び、フェアウェーでした。
右のピンに対し、PWでやや左に引っ張り気味にオンします。8mのバーディーパットは、右に傾斜で止まらずに2mオーバーしましたが、返しを入れてまたパーセーブでした。
今日は入れたい距離のバーディーパットは入らないけど、パーパットはよく入ります。


4番299yパー4は、短いけど難しいミドルです。距離的には短いクラブで刻むのがベストのようですが、グリーンが先で右に曲がり一段下にあるため、残り100y以内に距離を出さなければグリーンが狙えないのです。
またグリーン先はすぐ池になり、池に向かって傾斜もあるため、短いクラブで高い球を打つ必要があり、距離だけでは判断できない難ホールです。
ここはアゲインストの風の中、ドライバーでしっかり打って左のラフでしたが、右だと木がスタイミーになるので、ラフでも仕方ないところです。
強いアゲの風の中、PWでフェースを開いて高い球を打ちましたが、大きく右に風で持っていかれ、わずかにカラーにかかっています。
上ってスライスして下る辺りからはフックという複合ラインは、上手く距離合わせして1mに付け、このパットも慎重に決めてパーゲットでした。


5番533yパー5は、左曲がりになるロングです。同伴者と「上がりの3ホールはアゲインストで池絡みになるため、このロングは最低でもパーで行きたいですね」と話してのドライバーショットは、やや擦った当たりでしたがフェアウェーでした。
しかし、ディボット跡なのか微妙に球が沈んでいます。23度UTで打つと、見事にチョロ気味になってしまいました。
残り200yのラフから、23度UTで手前からの寄せ1狙いと打った球は、フォローの風に乗ったのか、コブの傾斜に当たっての跳ね方も良く、グリーンセンターにナイスオンでした。
奥のピンに一旦上って先は平坦という12mのパットは、これも上手く1mに寄せて奇跡的なパーゲットでした。
やはり1mがきっちり入れることができれば、外すのとは気分が大きく違います。


6番162yパー3は強烈なアゲの風の中、23度UTで打ちましたが左に引っ掛けてラフに入ります。
52度で上手くアプローチしましたが、傾斜の上って下りの1mを残してしまいます。
左右どちらにも切れそうなラインは、触っただけでしたが最後の一転びでカップインし、ここも奇跡的なパーゲットでした。


7番355yパー4から池が大きく絡むホールが続きます。
ここは左に池があり、池の右をぐるりと左回りに曲がるミドルですが、左からの風だったので、真っすぐ突き抜けるのは嫌がり左目に狙ったら、最悪な引っ掛け球を池目がけて打ってしまいます。
池の場合はドロップエリアがあり、そこから3打目でプレーになります。
しかし、左足下がりのラフから、残り130yをアゲの風に向かって7Iで打ったら、全く当たらずに危うく左の池方向に飛んでしまいます。
幸いラフで止まり、そこから52度で高く打ったら大きく右に持っていかれ、長い15mのボギーパットは下りを上手く距離合わせしてわずかにカップ横で止まり、どうにかダボで凌げました。
しかし、5番6番とボギー以上でも仕方ないホールでパーセーブ出来てたので、ここのダボはある意味仕方ないと納得できました。


8番117yパー3は、アイランドグリーンというピートダイ設計の名物ホールです。しかしTPCソーグラスのように周りがすぐに池ではなく、ラフがある分プレッシャーは少ないと言えます。
ここは右からのサイドフォローだったので、ピン位置を確認せずPWで打ったらオンでしたが、橋を渡ってグリーンに行くと、ピン位置は奥で長いパットが残っていました。
ここもスライスしてフックする複合ラインで、強めに打ってしまい、1.5mの下りのスライスラインを残してしまいます。
この難しいパットを読み切って入れ、最大のピンチを凌ぎました。
入らないと4パットの危険性もあったところで、ダボ・ダボと続けば最終ホールが難ホールのため、80切りは難しいところでした。


9番382yパー4は、右は池がずっと続きアゲインストの風の中、パーオンは難しいと思っていたホールです。
ここは池に入れないよう、ボギーでも可と計算していたのですが、前組の上級者のセカンドショットを待っているうちに、それまでの強烈なアゲインストが急にフォローに変わっています。
「早く前のおじさん打って!」と言いながら、二人で待ちましたが、冷たい風だったので雨の前触れのようでした。
幸い、風はそのままフォローで、ドライバーショットは残り150y付近のフェアウェーでした。
8Iで届きそうと打ちましたが、やや噛んだショットになり、手前にショートでした。下った先のピンにショートだけはしないよう9Iで転がしたら、全く止まらず、奥へ8mのピンを過ぎ去ります。
どうにか2パットでと距離を合わせ、残った1mもどうにか入れてボギーで凌ぐことができました。


後半は2ボギー・1ダボの4オーバー40となり、通算は5オーバー77でした。


前半は好調なショットに助けられ、後半は一転、荒れたショットをパターで凌ぐ展開でしたが、緊張感のあるラウンドが出来たのが大きかったようです。


同伴者は、最後の最後に短いパットを外してのダボとなり、後半は1ボギー2ダボの41で、通算は6オーバーの78でラウンドされました。
最終ホールまで同スコアで凌ぎあったことが、お互い異が好スコアを出せた要因ですが、こうした緊張感のあるラウンドは調子が良ければ楽しいものです。


明日は休養日で、明後日は隨縁CC恵庭コースでの札幌ボギークラブのコンペに参加予定ですが、どうも天気が下り坂で明後日は雨マークが付いています。
最終ホールでの急な風向きの変化が、雨の前兆かもしれません。