三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

年収100万円台に「転落」した人たち?!

最近はゴルフに行かないため、ゴルフのブログなのにゴルフの話題がありません。


もともとが平日ゴルファーなので、世の中がお休みの連休中はラウンドはお休みなのです。


暇なのでネットの記事をいろいろ閲覧していたら、「年収100万円台に転落した人たちの共通点」という記事が目に留まりました。


考えてみれば、2年前に定年退職し、それまであった年収800万円ほどが一時的に0円になり、半年経過後からやっと年金収入の年150万円ほどになったわけで、「これって自分のこと?」という疑問が起きて読んでしまいました。


よく記事を読んでみると、大手企業などをリストラされて再就職に失敗し、低賃金のアルバイトで生活している人たちが増えているという内容で、どうも自分のような定年退職者のことではないようです。


しかし、「年収100万円台に『転落』した」という表記に違和感を覚えてしまいます。
記事の内容とは違っても年収100万円台は同じなのです。
都会と自分が住んでいる地方の差なのでしょうが、100万円台でも十分生活することは可能だと感じているからです。


「転落」などと言われる筋合いはないというのが本音で、地方だと年収100万円台でも毎週ゴルフにも行けるし、好き勝手はことをして暮らせると思っています。


もちろん、衣食住のうち「住」は持ち家があり、家賃等は必要ないという恵まれた環境にはあります。
「衣」については、全く興味がなく、着れるものならなんでもいいという感覚で、おしゃれなどには興味がありません。
「食」に関しても、食べれるものであれば十分というスタンスで、おいしいものを探して食べ歩くなどということは単なるエネルギーの損失と思っているほどです。


つまり私にとって年収150万円でも何の問題もなく、十分生活していける年収なので、「転落」などと言われると「ん!」という違和感があります。


人はそれぞれで価値観は違うし、年収1千万円でも不足すると感じる人もいるでしょう。
要はその人の感覚で、いくらお金があっても足りないと思えば足りないし、月12万円でも十分だと感じる人もいるのです。
この程度の収入があれば、地方であれば普通に生活していけるはずです。


ちなみに私の月の支出額は、月のゴルフ代を平均6千円として5回ラウンドすると月に3万円は必要です。
食費を一日1,500円として30日で45,000円になります。
食費は自炊すれば、1食に500円もかかることはなく、1日500円で済ますことも可能なので、もっと食費は切り詰められます。


残りは車の維持費としての燃料代、光熱水費、税金や社会保険料などですが、新聞はネットでニュースを見るからと止め、電気や電話・ネット関係はすべて一本化して某ケーブルテレビのサービスを利用しています。
スマホ代は2年毎にプランを見直し、キャリア変更を含めて一番安いプランを選択します。


水道代を含め、これらの経費が4~5万円なので、これで大体の月収の範囲になります。
それ以外の予定外の支出は貯金を切り崩すことになりますが、この2年間でそう大きな支出は何度もなかったのです。


連休中のようにラウンドをしない日は、一日中ネットを見ているか、スマホのゲームをしているくらいで、お金を使う趣味はありません。
たぶん、世の中の人がハマったことの大半(いわゆる「飲む・打つ・買う」ですが)は、これまでハマったことがあるので、もう十分だという意識はあります。


私の場合、タバコは吸わず、お酒も今はほとんど飲まないという点が経済的な理由だとは思います。
ときどきドラッグストアで100円程度のアルコール系の飲料缶を買って飲む程度が飲酒といえるもので、飲み屋に行くのは年間数えるほどです。


世の中には、田舎に引き込まり、自給自足の生活を始める人もいます。そんな人たちにとって、お金はそんなに必要なものではないはずです。


「お金至上主義」の考えだと、100万円台の生活は「転落」と感じるのでしょうが、誰もが「お金至上主義」ではないと反論したいと思った連休後半の昼下がりでした。